6月1日の金曜日、アメリカ非製造業雇用者変化数が、市場予想よりも、大幅に、減少していた(いったい、だれが、予想しているのだろうか?)。
その後、ユーロが、いったん1.2300を割り込むが、突然、ユーロが買い戻され、1.2450あたりまで買い上げられる。
円は、いったん、78円を割り、77円台に突入、突然買い戻しが入り、78円まで戻る。
順番としては、円の売り戻し、その後に、ユーロの買戻しであった。
円の売戻しは、おそらく、日本政府の覆面介入の可能性が高いのではないかと考えている。
ユーロのドルに対する買戻しは、リスク回避の状況で、ユーロが売られたが、しかし、アメリカの雇用の指標の悪化なので、ドルが売られたというところか?
アメリカの景気悪化懸念、中国の景気減速、新興国の景気減速、スペインの銀行危機、ギリシャ再選挙など様々な要因が絡み、株価は、8440まで下落。
ユーロドルは、1.2450で、ロスカットし、株は、買い持ちは、多少利益が出ていたのも、損が出ていたのも、売り払い、かわりに、グリーとDeNAを新規に売り建てた(すこしだけ、持っている)。
グリーは、以前、確か、高額で人間を集めていたはずで(固定費が大きくなっている)、コンプガチャ問題で、収益も悪化する可能性があり、さらに、信用買いが多く入っているので、おそらく、1000円を割ってくるのではないかと考えている。DeNAも同じ理由であるが、会社がかなり強気な様子であるので、下方修正もあるだろうと考えてのことである。
無料でゲームを提供するかわりに、ゲーム中で、金を使わせる。ガチャガチャやカードゲームのようなものである。その会社の時価総額が、5000億を超えており、さらに、中長期的に成長率が期待できるとされているのである。そのゲームは、安手の、ただ単に、新しいキャラクターなどを手に入れることを、目的としているような、つまり、コレクションを目的としたようなものなのである。
金を儲けるためのゲーム。もちろん、営利企業なので、金儲けは当然なのであるが、はたして、そのような金儲けが、どこまで続くのであろうか?
パナソニックは、電工と三洋とを吸収合併したことにより、生じた余剰人員を7000人リストラするとのこと。このリストラという言葉も、あまり良い言葉ではなく、リストラと聞かされると、実感がわかないが、首切りというほうが、より実感がわくであろう。パナソニックは、テレビ番組のスポンサーなので、さらりと、ニュースで放送されただけである。より実感をわかせるために、このように書くのがよいか。
公儀介錯人拝一刀、パナソニックで大暴れ。血まみれの本社、工場。7000人の首を切る。
この方が、もっと実感がわくのではないか?(だいたい、何でもかんでもきれいごとで済まそうとするから、おかしなことになるのである)
シャープは、いずれ、製造拠点を、中国におき、ソニー、パナソニックも同様であるので、シャープは、チャープ。パナソニックは、チャナソニック。ソニーは、チョニーと名称を変えることは疑いないところである。パナソニックなどは、尼崎で、補助金搾取の、詐欺まがい行為を、かつて、しでかした会社である。このさき、まだまだ見逃せないところである。
<為替相場>
ドル円 76.80~78.80
ユーロ円 94.20~99.20
ユーロドル 1.2020~1.2620
アメリカの景気が、減速しているのであれば、この先、一方的なユーロ安にはなりがたい。もともと、ユーロ圏が、現在のような状況になるというのは、わかっていたことであるのに、それに対して、株価が下落したりするのは、まったくもって、不思議でならないところである。ある意味での、マーケットが、詐欺的なものであるということがよくわかるであろう。
重要イベントでは、6月6日のアメリカのベージュブック、ECBの政策金利、6月7日のイングランド銀行政策金利ぐらいか?あとは目ぼしいものがない。
日本政府の出方が気になるところである。週末、円が売られたのは、財務省の覆面介入くささが、ぷんぷんしているが、さらに、ユーロが売り込まれた場合、おそらく、介入してくると思われる。財務省にとって、対ドルで78円は、守りたいところなのであろう。以前からの、介入の仕方から、予想はつくが、はたして、対ユーロでは、いくらぐらいのレートで維持したいのであろうか?
先週は、120ドルほど、損が出てしまった。介入の時にさっさと利益確定しておけばよかったな。
やはり、ユーロ売りは、6月17日まで行われるのであろうか。
<株式相場>
日経平均 7800~8500
週末、アメリカの雇用悪化で、ダウが売られる。シカゴ日経平均先物も、200円ほど売り込まれた。結果、シカゴ先物は8200円となった。
確かに割安である。しかし、だれも買わない。買っているのは、短期筋であろう。証券会社のアナリストは、しきりに、株は割安と連呼している。
グリー、DeNAを新規に空売り。シャープは、そのままである。少し、買い持ちしたままの銘柄があるが、このまま放置プレーとしようと考えている。
先週の続き
ポラえもんは、22世紀の人である。その妹に、ポラミちゃんがいる。
まるで、ドラえもんと同じ設定ではないかと考えられるが、ならこれはどうであろうか。
空には、大きな薄汚れた雲が、空をおおていた。今にも雨が降り出しそうである。
ある二人の人間が、5人の男たちに取り囲まれている。取り囲まれているのは、ひとりはポラえもんであり、もう一人は、ポラミであった。
ポラえもん「わしも、浪速のポラと言われたほどの男やで」
ポラえもんは、右手の五寸釘をより力強く握りしめた。ポラえもんは、五寸釘製造会社に勤めているのであった。
ポラミ「お兄ちゃん、お兄ちゃん。もういいやん」
ポラえもん「何がいいんや」
ポラえもんは、雄叫びをあげ、五寸釘を振り上げ、5人の男達に、襲いかかった。
その時である。
空を覆う、どす黒い雲から、雷が発生し、ポラえもんの振り上げた五寸釘に直撃したのであった。
一刻の静寂。そこに居合わせた全員が、気を失い。その場に倒れたのであった。
意識を取り戻したポラミは、頭を左右に振りながら。あたりを見渡す。
「お兄ちゃん。お兄ちゃん」
ポラミの悲鳴が、あたりを覆う。
そこには、雷に直撃されたはずのポラえもんの姿がなかったのである。
どうであろうか?
まったくのオリジナルである。
たとえば、あるマンガのヒロインの目の数や、鼻の数、口の数が、ほかの漫画のヒロインのものと一致しているからと言って、それを、盗作というだろうか?
あるいは、それを逆手にとって、
ある漫画家「じゃあ、今回は、ほかの漫画の盗作にならないように。ヒロインの女子高生の目の数を8つ。鼻の数は、4つ。でも縁起が悪いな。3つにしよう。口の数は4つ」
生み出されたヒロイン「わたし、八目うな子。16才。職業は・・・へへへ。実は、私立水族館高校に通う女子高生」
ここまでやれば、賞賛に値する。