株価DBサイズの巨大化に伴い、今のサーバ(pentium3 400MHz 256MB memory/RedHat linux7/)では、計算量の多いプログラム、たとえば、全銘柄の任意指定期間足の株式分割補正一覧表を作成したりする際に、やたらと計算に時間がかかるようになってきた。
このままでは、計算量の多いプログラムを実行させると、計算中にオーバーヒートするかもしれない・・。
新しいサーバを買い換えようとおかあちゃんに相談するも、ひとにらみされただけであえなく断念。説教がはじまりそうな雰囲気になったので、始まる前に謝って逃げた。
そこで、考えた。
今のサーバは、遠くのおじいちゃん、おばあちゃんに子供の写真やビデオを見てもらうために、とりあえずWEBサーバとして動けば十分ということで、ジャンク屋さんでほこりをかぶっていたところを格安で買ってきたものである。
こういう事情なので、WEBサーバはインターネットへ公開している必要があるが、一方で株価DBのサイトは、当面の間広く公開するつもりもなく、電源が入っているときだけ立ち上がっていれば十分なのである。
ということは、この前買った新PCをデュアルブートにしてDBをそこへ引越しすればよいではないか。
新PCのspecはamd64 3000MHz×2, 2GB memory/serial ata 250GB HDDである。
引越しをすれば、いつでもどこでもネット越しにDBを扱える便利さが多少犠牲になるものの、計算環境は劇的に向上するに違いない。
計算環境が向上すればネット越しに操作したい機会も少なくなるだろうし。
で、いろいろ調べていたら、今のサーバをたてたころからはred hat linuxもずいぶんと様変わりしており、fedoraなる名前のosパッケージを使うと既存のvista環境とデュアルブートにできそうな感じであった。
しかも、64bit cpu版のパッケージosもある!(もうあたりまえなのか?)
ためしに、ネット上で公開されている64bit版のパッケージのブートイメージ(rescue cdという)をダウンロードし、dvdリッピングソフトを使ってdvd-rに焼き、dvdからブートさせてみた。
64bit版のlinuxがうごいた!
ということで、株価DB引越しプロジェクト始動決定。
まずは、新PCにfedora7の64bit版をインストールし、vistaとのデュアルブート環境を作るところからはじめることにした。
プロジェクトは、今日から始動する。