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浄水場で有害物質検出、断水相次ぐ //人災だよ

 千葉県野田市に設けられた給水所。詰めかけた多くの市民が、持ち寄ったペットボトルやタンクなどがいっぱいになるまで水を注いでいました。

 「蛇口から水は出ないし、トイレも風呂も水ためてなかったので、トイレも流れない状態」
 「やっぱり便所が困る。お風呂も」

 ことの発端は、18日の夜。埼玉県の発表でした。

 「水質基準値を超えるホルムアルデヒドが検出された」(埼玉県の会見)

 行田市の行田浄水場などで、浄水処理したあとの水から、国の基準の1リットルあたり0.08ミリグラムを超える有害物質のホルムアルデヒドが検出されたのです。健康への影響はない濃度だということですが、埼玉県は、18日夜、行田浄水場での取水を停止しました。

 しかし、その後も19日にかけ、千葉県や群馬県にある利根川水系の複数の浄水場からホルムアルデヒドが検出され、取水停止が相次ぎました。千葉県では、午前9時半すぎから、野田市の全域4万6000世帯が断水。

 「(市民には)迷惑かけちゃってますけどね。といって有害物質が入っているものを送るわけにはいかない」(野田市水道事業管理者 所卓秀氏)

 野田市内の理髪店では―
 「最後のシャンプーやっても、さっぱりしない。明日も営業できないと困る」

 また、柏市、流山市の全域と我孫子市の一部地域でも断水が始まりました。

 ホルムアルデヒドが検出された原因は、いったい何なのでしょうか? ホルムアルデヒドは有機物に塩素を加えると発生することから、厚生労働省などは、取水された水に溶け込んでいた有機物が水を消毒するための塩素と反応してホルムアルデヒドが生成された可能性があるとみています。

 埼玉県と群馬県などが原因の調査を行っていますが、利根川に流れ込む群馬県の烏川の水に塩素を加える処理を行ったところ、ホルムアルデヒドが検出されました。

 群馬県などは、烏川の上流から原因の有機物が流出した可能性もあるとみて調査を進めています。(19日16:35)

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