東証のHPで、投資部門別 株式売買動向 東証1部の5月第1週、第2週を見た。
外国人が、2400億円売り越している一方で、個人投資家は2000億円あまりを買い越している。
外国人は冷静に売り逃げている。彼らはもう投げ売る必要はない。
ここから先に投売りを迫られるのは個人投資家だろう。
4月の買い越し分を合せれば、3000億円あまりを投げる必要(?)がある。
もう一点気になるのが、独仏首脳会談でギリシャのユーロ残留のための追加支援策の用意があることの声明が出されても欧州市場の反応は薄かった。
これは、既にギリシャの追加救済、ユーロ残留が織り込まれていることを意味しているのではないだろうか?
逆に言えば、ギリシャのユーロ離脱は、ネガティブサプライズとして、市場に大きなダメージを与えることになると理解する必要があるのだろう。
何を言っているかというと、まだ下げ余地がある。その時に最もダメージを負うのは個人投資家になるということ。
一方で、外国人投資家はポジシション調整をほぼ終え、底を見極めれば一気に買戻しを狙うことが出来るということ。
次の大暴落が勝負になると思う。
余力の確保が大事だ。