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9,000円を割り込んだ日本市場

日経平均はついに9,000円を割り込みました。
1月後半からの上昇がかなり急だったため、「勢いのあるトレンド」であると認識していた方は多いのではないでしょうか。勢いがあるのだから続くに違いないと考えて、まさか9,000円は割らないだろう、という判断から先週までの下落を絶好の買い場と見ていたトレーダーも多かったようです。特に先週の木曜日は9,000円を目前に反発したため、金曜日で買った人も多かったかも知れません。
しかし実際の相場で過去の動向を分析してみると、急で勢いのあるトレンドほど短く、初動に乗り遅れて追いかけ買いをすると損をしてしまう結果になるケースが多いという事がわかります。今回の相場も9,000円を割り込み、欧州方面からはまだまだ下値を試しそうなニュースが次々に聞こえてきています。
そもそも先週買いのポジションを建てていた方の「9,000円を割らないだろう」という判断の根拠は何だったのでしょうか。たぶん、であったり、相場の状況からなんとなく、では根拠にはなりません。トレーディングでは明確な根拠に従って売買しなければ継続的に利益を出すことは難しいという現実があります。しっかりとした根拠を検証せずに売買すれば楽ではありますが、残念ながらそれでは長く相場で生き残ることはできないでしょう。
どうすれば継続的に相場で勝ち残ることができるようになるかについては、私たちの無料メール講座で解説しています。もし売買判断に明確な根拠を持っていない方はぜひ登録して利益の出せるトレーダーを目指してください。
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本サイトでは4月中旬からリスクマネジメントの強化をしましょう、と書いてきていましたが、先週の下落と9,000円割れの現状を見ていよいよ注意しなければならないと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、9,000円を割り込んだから危険、という判断も根拠がなければ行うべきではありません。
実は10月の底値と1月初旬の底値をつないだ上昇トレンドのサポートラインが8,800円前後にあり、もしかしたらここで反発する可能性も考えられるからです。もっと大きなスパンで見ると、リーマンショックの底値と昨年10月の底値をつないでできる長期の上昇トレンドも存在しており、こちらのサポートラインは8,300円付近です。
もちろんトレンドは絶対的なものではありませんので、このラインを割り込んで来る可能性はあります。しかし、他の根拠のない価格帯に比べればこの価格で反発する可能性は高いと考えて良いでしょう。もちろん、仕掛けるにあたっては反発しなかったときのためにリスクマネジメントをしておくことも重要です。
今週発表予定の指標で重要なのは、今日予定のアメリカの小売り関連指標と、明日予定のアメリカの住宅関連指標でしょう。また、水曜日には4月のFOMC議事録が公表されます。市場ではQE3のおねだりが続いていますので、この議事録でQE3について一切触れられていなければ失望売りが出る可能性もあります。
指標の他にもギリシアの政局や、スペインとイタリアの国債利回りなど、定点観測しておくべき事はたくさんありますので、情報収集はしっかりしておいてください。
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