FAS(Financial Accounting Standard: 米国財務会計基準)No.13に基づくOperating Leaseをアレンジしようとしても、Bargain Purchase OptionがあるとCapital Leaseとなってしまう。
ではBargainの有無は一体何を持って立証するのか?
機材の当初価格を100とし
3年後の残存価値(Residual Value)を20
金利を5%、
リース料支払は四半期ごと
としてリースを契約。
Time Value of Moneyは簡単だ。
N = 4 X 3 years = 12
I/Y = 5% /4 = 1.25%
PV = -100
FV = 20
されば元利均等返済額は
Solve for PMT = 7.47
さて上記計算になるように、第三者Valuerから
「3年後の推定価格は30ですよ!」
とのレポートがあれば、20は明らかにBargainとみなされる。
よってオペレーティングリースにするには、
(1)「3年後の推定価格は20ですよ!」というValuation Reportを訪ってしまえばまずBPOの条件を除外できる。
(2)3年後の20を買い取オプション価格とすれば、MLPのPV計算から除外できるので90%ルールとOwnershipの2条件も除外できる。
(3)機材の耐用年数が5年であれば耐用年数の75%の条件も除外できる。
上記1-3でオペレーティングリースの出来上がり!