ニューヨークダウ大幅安、米国の景気減速、フランス、ギリシャの選挙で財政規律派の敗退。それに伴う円高、ユーロ安。まったく悪い材料ばかりであるが、よく考えれば世界経済の推進力はもはや東南アジア・インド・ロシア・南アメリカに移っています。EU/米国はすで経済成長では主流ではありません。それなのにいまだに世界の金融ではドルとユーロが中心となっています。したがっていつまでも金融不安が続いているのです。株価もいつまでも安定しません。そろそろ世界の通貨もドルやユーロ中心の制度を再検討しなければならないと思います。