外国為替についての個人的見解(長期保有視点)_第一回

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2012/04/17 - 洗浄熊鈴鹿さんの株式ブログ。タイトル:「外国為替についての個人的見解(長期保有視点)_第一回」 本文:初めまして。戦場熊鈴鹿(ラスカルスズカ)です。典型的なリーマンFXトレーダで勝ったり負けたりしています。一昔前までは長期も短期も無い主観バリバリの取引を行っていましたが、転職・転居もあり、取引は少し休

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外国為替についての個人的見解(長期保有視点)_第一回

洗浄熊鈴鹿さん
初めまして。戦場熊鈴鹿(ラスカルスズカ)です。
典型的なリーマンFXトレーダで勝ったり負けたりしています。

一昔前までは長期も短期も無い主観バリバリの取引を行っていましたが、
転職・転居もあり、取引は少し休んでいます。
その間に自分の取引ルールを確立するため、テクニカル分析などを勉強中です。

さて、タイトルにも書きましたが、為替についての基本的な見解(考え方)を
自分なりに勉強した事をつらつら書きたいと思います。
※このサイトの方々は私などより詳しい方ばかりだと思いますので、
 補足や指摘などしてもらえると嬉しいです。

■外国為替についての基本的な見解(長期保有視点)
本題に入る前にまずお金の原則についてお話したいと思います。

お金(通貨)とは、
「流通紙幣の略称で、国家などによって価値を保証された、決済のための価値交換媒体。
現金通貨は、一般に「お金・金」と呼ばれる。(wikipediaより)

では、お金の価値は何で決まるのでしょうか?
当然の事ながらお金の価値は物価で決まります。

例として、
仮にりんご1個が1990年は100円だったものが、
デフレでモノの価値が下がった(とされる)現在だと90円になったりします。
その際、物価は10%下落した事になりますが、逆にお金の価値は10%上がったことになります。
※個別商品の販売価格などは考慮しないことを前提にしてます。

このようにお金と物価は反比例の関係が成り立ちます。

長くなりましたが、お金の基本は「物価が上がれば価値は下がり、
物価が下がれば価値は上がる」のです。

長期スパンでの外国為替を考える場合も上記をベースとするのが良いと思います。
つまり通貨A/通貨Bを考える場合、
「通貨Aの物価上昇率」と「通貨Bの物価上昇率」を比較して、
上昇率が高いほうの通貨が長期的には安くなる(通貨安になる)のです。
※当然、中期的・短期的な通貨トレンドで上下しますが・・

日本は現在、長期デフレです。
たまに「なぜデフレで日本の成長が見込めないのに円高になるのか!」と言う人が
いますが、デフレで物価が上がっていないから円と言う通貨が高くなるのです。

このように長期視点で見ると外国為替は取引国間の物価上昇率が
非常に重要になってきますので、長期での運用をお考えの方は
取引国間の消費者物価指数(CPI)などを事前に調べる事から始めるのが良いかと考えます。

すみません。長期保有視点の見解は今日書いてしまう予定だったのですが、
明日も仕事なので今日はここまでで終わりたいと思います。
長文・駄文失礼しました。

予告として長期保有視点の大事な項目として下記を取り上げたいと思います。
※その他、必要な項目がありましたらご指摘下さい。
(1)「現在の為替レートは適正か?」
(2)「長期保有には欠かせないスワップ金利」
要望あれば、
(3)「国別物価指数と為替チャートの検証データ」

最後までご覧頂きありがとうございました。
それではおやすみなさい。

【追記】
円について少し書きましたが、この20年ほど日本がデフレだったおかげ?で
他国通貨に比べ、円は最強通貨でした。
「じゃあ、長期スパンではFXしたら損するの?」と思われる方もいるかもしれませんが、
円以外の通貨ペアを扱っているFX会社もたくさんありますので、色々と方法があると思います。
※今後、円も今まで同様、最強通貨の地位を守れる?か不透明ですしね・・・
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