美山の山林を歩きましたが・・・思うところありましたぁ・・・ →Orz///
福井市美山町のきれいな杉林を歩きました
福井県でも1位、2位を争うきれいな森です^^
ここは終戦後、日本政府が発令した杉の植林政策に忠実にのり、杉苗を植えつづけた超美林地帯なのです
当然、この時期は杉花粉がすさまじいです・・・・・ →Orz///
歩けども、歩けども、大きく育った杉の単純林が続いてます
終戦当時の日本は男不足で山の木を切り出す人員が不足して材木相場は戦後復興需要もあり、高値更新の時期でしたから、農山村に生きる人たちは植林奨励に素直に従ったのです
30年の後には太った杉を売れば左ウチワで暮らせると・・・・・・・・・
それがまったく泡のようにしぼんでしまって・・・・・・・しぼんだままさらに30年・・・・・
皆さんご想像の如く、日本の木材は超安値のロシアの針葉樹材、フィリピンなどの南洋材に負けっぱなしの連続です
しかし農林業者のための補助金などのおかげで、風前の灯火(ともしび)状態の林業がそのまま続けられてます
じつは60年ぐらいの大きな杉の木はけっこう需要があるのです
で、それより若い杉は値がつかない、山で切ってそのまま放置なのです
そのため、あと10年、あと10年と、間伐作業をがんばっちゃうわけです・・・・ →Orz///
われわれが塩漬け株をあと○年、あと○年と持ち続けるような・・・・・・・ →Orz///
私の大好きな雑木林が全く無い、杉だけの山・・・・・きれいに手入れされてるのに、残念な残念な杉山・・・・
年金政策はダメ、原発政策はダメ、農業政策はダメ、植林政策はダメ、・・・・・・
日本は長期政策がダメ・・・・・というよりも、変化に対応するのがへた???
参考写真はよくある普通の杉林です
参考:限界集落を作ったのは植林政策?
http://d.hatena.ne.jp/matsuok/20071202