シャープは、電子機器受託生産で世界最大手の台湾メーカー、鴻海(ホンハイ)精密工業グループと資本提携するそうです。
同グループ4社を引受先とした約669億円の第三者割当増資を近く実施することにより、同グループの出資比率は9.88%となり、日本生命を上回り事実上の筆頭株主となるそうです。
事業面では、液晶パネルの量産拠点のひとつ、大阪・堺工場をめぐる大型業務提携を行うそうです。
堺工場を運営する子会社「シャープディスプレープロダクト」の株式のうち、シャープが保有する93%を、シャープと鴻海グループで46.5%ずつ折半して保有し、工場を共同運営とするそうです。
堺工場で生産する大型パネルの半数は鴻海グループが引き取り、堺工場の収益や稼働を安定させるとのことです。
シャープもここまで追い込まれたということでしょうかね。
提携により業績が回復するといいですね。