株式展望
2012年03月24日(土) 22時15分
株式トレーダーのブログ
「ダウ」
13000ドルまで上げてしまっただけに、どうやって下げのインパクト出すんだろう
と思っていた.個人的は乖離しすぎている「アップル」が引き金になると見ていたが.やはり仕掛けが凄い
3月19日
米国Appleは3月19日、株主配当の再開と、自社株買い戻しプログラムを実施すると発表した。同社の取締役会で決定された。
3月23日
米ナスダック市場で23日、アップル株が誤発注のため急落し、取引が一時停止された。誤発注は、米国の私設取引システム(PTS)運営大手BATSグローバル・マーケッツで発生したシステム不具合が原因。ただ、誤発注で売買された取引は全て取り消された。既存の取引所を介さずに株式などの売買を行うPTSは、高速システムと安い手数料で急成長しており、影響の大きさが浮き彫りとなった政治でも何でも使う国らしいやり方だ
「日本株個別」
トレーダーや個人投資家の皆さんは自分なりの株価「適正価格」を決める上で「体内時計」的な銘柄をお持ちでしょうが日々のトレードの中で瞬時に判断できるくらいの銘柄の熟知度は重要.売買銘柄と必ず「セット」にして見ている銘柄がある.これが「体内時計」ならぬ自分の「得意銘柄」の重要性を発揮することになる.それがないととても瞬間の判断はつかない.
短期利鞘を抜く「デイトレーダー」にとって自分の中の適正価格を把握しておく必要はある
「小松製作所」などの自社株買い銘柄がどうなるのか.という辺りもじっくり統計を取りたい.
外資に苦しめられてきた銘柄が自社株に収まった時は個人の意図に反して「暴れる」ことが多い
悪く言えば「レーデイング」は大嘘が多い.個人を出し抜くしかないから「国内外証券のレーディング」に興味がある.
「日経225」
225チャートはピラミッティングを形成しボラがあるがデイトレは遣り難い、思い切ってスイングすることも必要.
思惑で買い薦められて危ない水準のものもあれば自社株買いの匂いのする大型株まで.
日経平均は「225」が「先物」に歩み寄る.コア30、主要値嵩の多くは売り上がり振り回してくるだろうから
特にファナック、ファーストリテの「高値圏」には注視したい.それにしても売り残多し
「中長期目線」
225銘柄の中でも「コア30」の四半期決算に注目したい.四半期はかなりの上方修正が期待できる.今回の為替の上げで各社特損も消えた
メガバンクに注目している.
各社の決算を自分なりに読み取ったが今旬のユーロ圏向けの債権や投資状況の「セクション報告」に至った時は各社、経営陣一同
下を向いていたが後は「活き活き」と報告していた.邦銀は強いと見ているたとえギリシャ離脱して一時的インパクトが出たとしてもさほど影響はないかとも思う.
メガバンクは株価では「外資」にこねくり廻されたが基本的には「健全」だと思っている.
といいつつ「チャート論」なので上値を追う根拠もないし
デイトレ目線では三井住友FGの様に上値叩かれるとやりにくいので
日足ボックスで収まって欲しいと思っている所もあるが.日本には頑張って欲しい
期末配当日までに筋が逃げるかが興味3月19日までに逃げてるっぽいが
日経平均先物
10000円までのパワーというかやり口にはびっくり
10500円があると逆に日本はヤバイなと思ったが
大事に至らずピラミッティングを消すくらいの
下げでおさまりそうだ日経平均予想をするなら4月向かい下げ
月足レベルの持ち合いになるので
225でいえば9700円が納まり所
9500円までしっかり押せば
震災の上値追いはしてくるかも
7月を目処に10500円
後が怖いが
しかしもうひとつのシナリオ
日経が来週下げ止まり上値叩いてしかも4月10日位までに
10500円まで上値飛ぶようなことがあれば 日本株から一旦避難したい
「今年のトレンド」
脱原発
石炭
太陽光
蓄電池
太陽光で言えばパネル技術を「中国」にとられ価格も破壊
石炭、代替燃料を材料で盛り上がると見ている
「仕手株」
大納会、大発会を挟んで盛り上がった建設系
逃げ足は速いが
日本橋梁 PS三菱
年間を通して繰り返すと見ている(テーマ沿っているので)
サブとして
三井住友建設、日本道路、大末建設、福田組、浅沼組、世紀東急
などのデイトレーダーの参加者も多い銘柄群
レオパレス21、エスバイエルの大口も入っているもの
個人の余剰資金やデイトレーダーの人数や購買意欲を見る
「K氏関連」も同様
今年の仕掛けは派手で
「株式相場」を去った人に
旨味の部分を助長し
「再び参戦させる」広告材料に見えた
上記もこの部類なのかもしれないが、監視銘柄もこの類が多い
日経の売買代金減少、材料難になると
必然的に
「来るべくして」
今年は終焉を見届ける意味も含め
「玉を入れながら」冷静にデータを取りたい
そしてこの部類は筋に「情報料」を払うか
場に張り付くかしかないので
中には逆差しで上手く乗る人も居るみたいだが
「薄利」と思う
とにかく張り付くしかない
「仕手株」の参戦で頂いた収益は「我慢料」という
言葉が私の中では当てはまる
「商品先物」
金相場
今年位から金は買い方向の投資対象から外れるのではないか
工業製品の金との代替品が開発される中
「レアメタル」的な見方も無くなるのではないか
今までの市場を支えた資金ががレバレッジの効いた物なのだろう
どちらにせよ昨今の日本株同様に単なるヘッジ先扱い
一極集中相場の中の物色対象として
金も扱われるようになれば、高値圏が激しくなり
値崩れするのではないかと思うし、金価格の鍵を握る
中国も北京オリンピック、上海万博で集めた投資資金を
返せないのであれば、金の現物を放出させるのでは無いか
個人的には金価格は1700ドルが上限と見る
原油 100ドルの下値
値段を保つために相変わらず「戦争」を匂わせる
この分りやすいネタガ出るたびに「利権」の強みを思い知らされる
世界は「脱石油」
そのたびに「利権」持つものは
「石油がないと生きていけないだろ」
と自らが仕掛ける茶番劇に世界は振り回される構図
現物市場販売は先細りだが
先物市場の投機はそれだけ美味しい市場なのだろう
ガス 世界市場の「投資対象」として今年のトレンドになると見ている
先物市場は埋蔵量や在庫は無視だろうから
余剰金のヘッジ先として十分ありえる
まとめ
最近の日本株上値追い相場の中で個人的に「チャート」を見直す
機会が多かった
日足はもちろん週足、月足とも吟味する必要があった
為替が良くなったので225企業の差損の分類とコア30との差
(青い目も赤い目もここら辺を狙ってくるので)
先物 225 個別 為替
ピラミッティング初動に特有の先物で稼いで、個別にぶつけ
(特に値嵩)先物と225の差を付けてくる
其処から売りあがりドスン
この領域は日々の物としては非常に遣り難い
GD、GUを繰り返すから日中も一発勝負となる
3月7日からの日経の上げ相場の中「世界の投機マネー」
一極集中するようになってきていると思う
逆を言えばファンドもかなり厳しいのだと思う
こういう時こそ慎重になり
チャート→需給→ニュース→レーディング→チャート
ぐらいの石橋を叩くトレードを
2000年頃から2007年で相場は終わっているだけに
震災のインパクトがあってもあの程度
売買代金が相場の貧弱さを物語っているし
悲しいことに筋はそれを動かそうとして仕掛けが派手になり
「事件や事故」を 起こしてしまう
トレーダーやってその辺は冷静に見れるようになった
「筋はお遊び的な事も大好きなので」
チャート的に4月10日辺りがターニング