国土交通省は２２日、今年１月１日時点の全国の公示地価を発表した。
１平方メートル当たりの価格は６万２７００円
県内で唯一上昇した金沢市彦三町１丁目の住宅地は前年の２．４％のマイナスから、１ ．７％のプラスとなり、１平方メートル当たりの価格は１２万３千円。
県内の住宅地では 同市石引４丁目とともに、最高価格地点となった。
県は彦三町の上昇について近江町市場 やＪＲ金沢駅が徒歩圏内にあり、都心回帰で住宅需要が増加していることを理由に挙げた 。
横ばい地点は住宅地で金沢市長土塀１丁目、かほく市内日角３丁目、白山市馬場１丁目 、
商業地で金沢市本町２丁目、同市大手町、
準工業地で野々市市矢作３丁目の６地点。
県 内の横ばい地点は３年ぶり。
最高価格地点は、ＪＲ金沢駅東に位置する金沢市本町２丁目が１平方メートル当たり５ ５万５千円で５年連続。
北陸新幹線金沢開業を３年後に控え
スカイツリーの最寄り駅の一つ、押上駅近くの商業地で１平方メートルあたり６６万１０００円と去年より３％上昇しました
東日本大震災の影響が大きく、福島県では原発事故の影響で警戒区域にある１７地点で調査を休止。それ以外の地点では下落幅が拡大
宮城県では津波の影響から高台にある土地の需要で地価が上昇し、上昇率で見ると石巻市の高台が６０．７％と全国で最も高くなりました。
全国で地価の最高は東京・千代田区丸の内の「丸の内ビルディング」と中央区銀座の「山野楽器銀座本店」の２か所で、１平方メートル当たりいずれも２７００万円。しかし、去年よりおよそ２％下げています。
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