と提携して、海外でお手伝いしたことがあります。その経験から。力関係にもよりますが、量販店への販売は形式上は売切りだが、実態は委託(寄託)販売で、量販店は在庫、価格リスクを負わない。つまり量販店が在庫一掃値引きやれば、メーカーが販売奨励金などで補填する。実際に量販店が売るまで、メーカーへの支払いが猶予される事もある、最悪は売れない商品は買い戻す。これは決算上はメーカーの売上に計上されていても、棚卸資産に近いモノがかなりあると言う事です。奨励金は販売費で処理されますから、評価損も未収・貸倒にも数字はでず、経理処理としても合法です。が、会社の財務評価には留意が必要と言う事です。期末に評価損の対象になる可能性があるのは、棚卸資産だけでは有りません。