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電気自動車の充電方式で規格争い勃発、先行する日本に欧米勢は…

 せっかく日本が良い物を作っても欧米は…。

 http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/538b235ab5f25cbf3bd31cc9b5fdd269/page/1/

 ”日本の電気自動車(EV)にガラパゴス化の懸念が高まっている。

 焦点となっているのが、EVの充電規格。昨年10月、独BMWや米フォードなど欧米の自動車メーカー7社が、日本と異なる規格の採用を宣言したことがきっかけだ。

 日本では2010年春、東京電力や国内の主要自動車メーカーが中心となり「CHAdeMO(チャデモ)」規格を立ち上げている。両者の違いは、充電器と車をつなぐプラグ形状。共に直流で急速充電、交流で普通充電を行うが、チャデモ方式では直流用と交流用が別口なのに対し、欧米メーカーは直流用と交流用を一体化した「コンボ方式」を採用する。同方式であれば、ガソリン車と同じように一つの充電口(給油口)で足り、車の開発上メリットが大きいという理由だ。

 コンボ方式のほうがユーザーの使い勝手も向上するように見えるが、課題は少なくない。充電の際には電池の空き容量など、車との情報のやり取りが必要になる。両者はその通信方法でも異なる規格を採用する。ただ、コンボ方式が採用する通信規格は、充電時における信頼性が実証されていない。実はコンボ方式は、それを実用化したEVも、充電器も、まだ一台も存在しない。

 それに対して日本メーカーは、日産自動車「リーフ」や三菱自動車「アイ・ミーブ」など、チャデモ方式を採用したEVを世界で発売している。同方式の急速充電器も、1月末に世界設置台数が1000台を超え、「事実上の業界標準」を握っている。

 

 「普及に水を差す行為」

 すでにチャデモ方式は、欧州を中心とした標準化団体IEC(世界電気標準委員会)や、米国のSAE(自動車技術者会議)に提出されている。突然の欧米メーカーの“横やり”に、日本の関係者からは「これは貿易戦争。欧米メーカーの嫌がらせとしか思えない」という声が上がる。

 両規格が並立すれば、EVの普及にもマイナスだ。せっかく充電インフラを整備しても、規格の違いによって充電できないケースがありうる。自ら急速充電器の開発も手掛ける日産の志賀俊之COOは「本業でもないのに充電器を開発するのは、ひとえにEVの普及のため。今回はそれに水を差す行為だ」と憤る。

 IECでは13年半ばにも充電規格が正式決定される見通し。日本側ではチャデモの孤立化を回避すべく、「アダプターなどを使って、両方式を調和させることも検討している」(日産の川口均常務執行役員)。日本企業が技術で先行しながら国際規格争いに敗れた例は多い。同じ轍を踏まないためにも、官民挙げた対策が必要になる。”

 …欧米は相変わらず利権を横からさらっていくのは上手いですよね。

 性能だったら絶対的に負けないんだけど…。

 悲しくなってきますねぇ…。

2件のコメントがあります
  • イメージ

    DRAGON'さん。

    今日は

     

    新興国との連携もさることながら

    あと「この車を買いたいっ!!」ってモデルを世に出せるかでしょうね。

    スマートフォンの例もありますし・・・。

     

  • イメージ
    DRAGON'さん
    2012/3/5 00:33

     きゅうしゅう団地!!さんへ

     

     こんばんは。コメントが遅れてすいません。

     まぁ買いたいってモデルに関しては同意ですね。

     ただ、それは欧米勢が、その手の車を出せるかにもよるんじゃないですか?

     シボレーのボルトもニュースによれば撤退に入ったようですし…。

     

     では、失礼します。

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