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救済スキームの限界

ギリシャの救済で見えてきたことは、

「やっぱりギリシャは救えない」 ということだろう。経済成長、国民性、実行力どれをとっても難しい。貸した金は返ってこないということになる。

そして、二匹目のどじょうポルトガルの債権が売り込まれてる模様。イタリアもじわっと売られている。そこそこの規模の国が2、3救済となるともう実際的に無理な話になってユーロは崩壊するしかなくなる。

なぜならほかに救済できる国がないからだ。どの国も、アメリカも日本も財政赤字がひどい。中国もバブルはじけたっぽくて無理。IMFなんてもとから自分の稼ぎがないくそみたいな機関。あとは中央銀だけど、国債かってこその資金供給。永遠に国債を買い続ければあからさまなモラルハザードだ。理論的には可能だが、「 倫理的 」に無理。


そんなことをしたら世界中がだまっちゃいないからね。中央銀行を廃止しろとなる。


日本の株高は異常だけど、まぁ、ほかに買うものがないんだろうという感じ。
NYはそろそろ頭打ちだろう。金融緩和といえど買い上げる理由はない。
中国もやばそう。貿易指数が20%近くおちているようだ。不動産価格もかなり落ち込んでる。
そのための準備率の引き下げだし。


とまぁ、こんな感じなんですが、みなさんはまだまだ上がるって感じでしょうかね。
ひょっとしたら1万くらいまでいくかもしれませんが、そのときには外国人がいなくなってるでしょうね。ま、わかりませんが。いつくるかがわかれば世話ないんですけどねー。とりあえずギリシャの債務交換、選挙、フランスの大統領選あたりでは人はらん来るでしょう。
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