円が、日銀の、インフレターゲットと追加緩和のために、79.50まで、円安方向に振れた。これは、2月20日の貿易統計の、日本の赤字額が拡大するとの予想を受け、いままで、経常黒字国のために買われていた円が、経常赤字国になるとのことで、売られ始めていると考えられる。市場予想は、1兆4500億である。この発表の後、円が売られるか買われるかが、難しいところである。材料出尽くしによる円売りポジションの利食いが出るかどうかである。もし、貿易統計の赤字額が予想より大きくなれば、逆張り。つまり、円が買われたところを、売りに行こうかと考えているところである(ただし、赤字額次第)。
来週もギリシャ問題で、市場が動きそうである。ギリシャのデフォルトは無いとの市場関係者が考えているようである。おそらく、来週も、意味不明の動きになると考えられる。ユーロのには手を出さずに、オーストラリアドルと、ニュージーランドドルと、シンガポールドルと、円でのトレードに徹しようかと考えている。あるいは、ユーロポンドの逆張りトレードがよいか?
株は、円の高安次第である。いくらか、買ってはいるが、割高な銘柄は、売っている。ほぼ同数ぐらいであるが、売りのほうで利益が上がっている。
<為替相場>
ドル円 78.20~80.50
ユーロ円 102.20~106.50
ユーロドル 1.3000~1.3350
相場を動かす要因はいろいろあるが、問題はユーロの動きである。現在、日本円は、日本が経常赤字国に転落してしまっているので、リスクオフで、ドル高、リスクオンでドル安となっている(短期トレード)。
要するに、ドル対その他の通貨である。
ニュージーランドドルは、グロソブ債に新たに組み込まれたようである。したがって、ここらへんで、いったん利食いが出てもおかしくないと考えている(もう少し先かも)。
豪ドルが、下げ始めており、1.0800を抜けないようである。これは、オーストラリアの金融政策議事録の要旨が発表されるためと考えられる。ここで、利下げがとりざさされていると、いったん売られる可能性があるかもしれないが、もともと、今回は、利下げがあるかもということだったので、材料出尽くしの、買いになるかもしれないと考えているので、要旨発表前に少しだけ買っておいてもいいかもと考えて老いるところである。
あと、イギリスの金融政策会合の要旨も2月22日に発表になるので、ポンドも動きそうである。
重要指標では、アメリカの指標が多く出るようである。金曜日の、新築住宅の指標が、前月よりも改善してくるとの指標予想である。
円の貿易統計は、それほど重視される指標ではないが、ひょっとすると動きが出るかもと考えている。
<株式市場>
日経平均 9000~9800
いけいけどんどんで、ダウが下がろうが関係なく買われている。為替次第で動くと考えている。80円越えが、数日続けば、10000越えもあり得ると考えている。
ここは、押し目待ちをして買い増そうか考えているところである。根拠なく上がってきた株は、慎重に売っていきたいと考えている。
ウシ象歴史豆知識
仕事人をみていた。導入部分で、遊郭で賭場を開帳するという設定で、そこに、そこに町方が同心に潜入捜査させるということであるらしい。
まず、遊郭で賭場を開帳するという危険な真似はしない。遊郭は、町方の管轄なので、踏みこまれる恐れがあるのである。
もともと、賭場は、そのショバ代を、寺銭と言っているように、寺や、京都では、公家の館、江戸では、旗本屋敷などの武家の館で行われていた。
遊郭で、賭場が開帳されていたことなどあるのかな?しかも江戸で(ひょっとして、ウシ象の知らないところで、こそこそと・・・・・)。