正式にフェイスブックがNY証券取引所に上場するってニュースが流れましたね。
調達額は50億ドル(約3800億円)で、主幹事証券にモルガンSだとか。
日本ではこれに関係してか、なぜかフェイスブックとは関係ない、グリーやDENAなどのSNS関連が上昇しているようですが、あえて本流の銘柄はないか調べてみました。
4324 電通…フェイスブックと業務提携
4751 サイバーエージェント…「フェイスブックマーケティング事業部」を設立。
「フェイスブック」ページの開設から、運用支援、広告の運用などを手掛ける
4293 セプテーニHD…専門部署を設立、「フェイスブック」のページ開設について、
企画提案、構築、運用支援などパッケージサービスの提供を行っている。
2122 インタースペース…法人向け「フェイスブックページSEOサービス」を提供
3769 GMOペイメントゲートウェイ…「フェイスブック」上でインターネットショップ
を展開できる、決済サービスを提供
4819 デジタルガレージ…フェイスブックに出資
2130 メンバーズ…フェイスブック関連のシステム構築や運用
まだまだあるのでしょうけど、しばらく旬な話題だし、これからも調べていきます。
米フェイスブック:IPOの主幹事にモルガンSを起用へ-関係者(2)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYOODV6JTSE801.html
1月31日(ブルームバーグ):ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手、米フェイスブックは、計画している新規株式公開(IPO)の主幹事にモルガン・スタンレーを選定した。事情に詳しい関係者4人が明らかにした。
この問題は非公表だとしてこれら関係者が匿名を条件に語ったところによると、各投資銀行が狙っていたIPO主幹事の座をモルガン・スタンレーが射止めた。主幹事に指名された投資銀行は通常、幹事会社の中でより多くのIPO手数料を得られる。事情に詳しい関係者2人によると、フェイスブックは2月1日にIPOを申請する見通し。規模は50億ドル(約3800億円)だが、これより増える可能性もあるという。複数の関係者によれば、ゴールドマン・サックス・グループとJPモルガン・チェース、バークレイズ、バンク・オブ・アメリカ(BOA)が幹事行となる。
モルガン・スタンレーと同社のテクノロジー業界担当投資銀行部門グローバル共同責任者、マイケル・グライムス氏にとって、フェイスブックのIPO主幹事指名は快挙となる。ブルームバーグ・データによると、同社は昨年、インターネット関連企業の米IPO引き受けでシェア1位となった。フェイスブックで主幹事を務めれば、同社は米IPO引受ランキングで3年連続トップに躍り出る可能性がある。
ハリス・プライベート・バンク(シカゴ)のジャック・エイブリン最高投資責任者は「モルガン・スタンレーには過去1年に注目を集めるソーシャル・メディア関連企業の案件で幹事を務めた多数の実績がある。これがフェイスブックのIPOを成功させる可能性が高いのは同社だという決め手になった」と指摘した。
引受手数料
エイブリン氏によると、フェイスブックのIPOに関わる投資銀行が得る引受手数料は同社の最終的な評価額に左右されるが、最大5億ドルに上る可能性がある。
フェイスブックの広報担当、ジョナサン・ソー氏とモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、BOAの各社の担当者はいずれもコメントを控えた。
事情に詳しい関係者が昨年遅くに明らかにしたところによると、フェイスブックは最大100億ドルの調達を検討していた。その規模で実施すれば、同社のIPOはインターネットやテクノロジーの業界では過去最大となる。
グリーンクレスト・キャピタル・マネジメントの調査責任者アヌパム・パリット氏は、「モルガン・スタンレーは、上場を目指すインターネット企業における優位性を利用することができた」と分析した。