茨城県取手市の病院で57人に上るインフルエンザの集団院内感染が発生し、90代の入院患者2人が死亡しました。
集団院内感染があったのは取手市にある取手北相馬保健医療センター医師会病院で、茨城県によりますと、20日から28日までに入院患者や職員が相次いでインフルエンザを発症し、患者の数は入院患者25人と職員32人の合わせて57人に上っているということです。このうち、25日と26日には90代の患者、男性と女性の2人が死亡しました。
県によりますと、この病院では全ての職員と入院患者の一部がインフルエンザの予防接種を受けていましたが、さらなる集団感染の拡大を防ぐため、症状の軽い患者に一時退院を求めるなどの対策を取っているということです。
茨城県は27日、県全域にインフルエンザの「注意報」を発令しています。(28日17:05)
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