12年前、一万円札数百枚を偽造したとして指名手配され、フィリピンで身柄を拘束されていた男が逮捕されました。
通貨偽造の疑いで逮捕されたのは、神奈川県出身の無職、三井利治容疑者(60)です。警察の調べによりますと、三井容疑者は2000年6月頃、当時住んでいた神奈川県平塚市の自宅で一万円札数百枚を偽造した疑いが持たれています。
三井容疑者は2000年9月、フィリピンで偽の一万円札を所持していたとして現地の捜査当局に逮捕されましたが、釈放後に行方不明となっていました。
警察は三井容疑者を国際手配して行方を追っていましたが、去年11月になってフィリピンの入国管理局に出頭してきたということです。調べに対し、三井容疑者は容疑を認めているということです。(19日00:38)