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いびつな社会

 非正規雇用が増えて、日本社会を構成してきた分厚い中間層が薄くなってきたと言われている。

 非正規雇用は、不安定就労、低賃金が特徴だ。失業すれば蓄えもなく、失業保険、生活保護に頼らざるを得なくなる。

 その結果、ほんの僅かの富裕層、薄くなった中間層、厚くなったボーダーライン層、増大しつつある生活保護受給層で構成されるようになってきた。

 労働コストを下げることで、企業は国際競争力を維持しているが、国内的には低価格競争でデフレ経済に拍車をかけている。

 消費者にとっては、少しでも安い方がよいが、その背景には、低賃金、不安定就労の雇用がある。その人達の生存を支えるために、社会保障関係費は増大し、最終的には消費者に負担がかえってくる。

 今のところ、消費税が増税されていないが、これは国の借金が国民負担を代替しているだけで、いつかそのつけがくる。

 いびつな社会になってしまった気がする。

 

2件のコメントがあります
  • イメージ

    ビッグバン2011さん こんにちは、はじめまして。

     

    私もここ数年まわりを見ていても、契約社員、パート社員など非定期の労働者

    強いては、働かないで親の年金で生活している人などいろいろな(貧困層)人

    をみていて日本の社会の変化、下流化を感じています。

     

    大企業はコスト削減をうたって非定期社員を増やしていますが、労働者のモチ

    ベーションの低下、サービス、製品品質の低下をまねいていることは間違いあり

    ません。このような実情を、大企業の経営者や政治家がどこまで理解している

    のか疑問に思います。

     

    このデフレ、不況下で消費税上げるとどうなるか分かりきっているように

    思うのですが、野田首相はじめ政府は何を考えているのでしょうね。

  • イメージ
    ビッグバン2011さん
    2012/1/8 00:31

    ピーマンショックさんへ

     若い人が結婚しなくなり、子供の数も減っていくという少子化の原因はいろいろあるでしょうが、雇用形態の変化も大きいと思います。

     男性は、きちんとした職が無ければ、家族を養う自信を持てず、女性に対して消極的になるのは、わかるような気がします。

     女性にしても、安定した職と収入の無い男性とは結婚を見合わせる傾向になるでしょう。

     また、結婚しても、収入が不安定であれば、子供を持つのをためらうでしょう。

     少子化で日本の活力も衰えていく。いつからこうなってしまったのか、日本は将来展望の持てない国になりつつあるような気がします。

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