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利益を出せるルールとは

これまでこのサイトでは株式投資で利益をあげ続けるためには、一貫した取引ルールに基づいて売買を継続することが重要であると書いてきました。では、利益をあげられるルールとはどんなものなのでしょうか。
多くの人は何か特別なルールや複雑なシステムがなければ利益を上げることができないと考えている事が多いのですが、実はよく見かける何の変哲もない売買ルールで十分に利益を上げることができます。移動平均線の上抜け下抜けやクロス、トレンドのサポートラインでの買い、レジスタンスラインでの売り、といった簡単なルールを使えば、十分に優位性を持った仕掛けをすることができます。
少なくともこのようなルールに従って仕掛けた場合に、一時的にであっても損益がプラスの状態になる可能性は高いでしょう。問題はいつ手仕舞いをするかです。利益を出せている間に手仕舞いをするというのが基本になりますが、だとしたらどのくらい利益が出ている状態で手仕舞いをするのか、逆に、損失が出た場合にどのくらいで損切りをすれば資産を守れるのか、ということを決めるためには過去のデータを元に調査を行う必要があります。
さらに重要なのがポジションサイジングを中心としたリスク管理ルールです。1つのポジションあたりでどの程度の資産をリスクにさらすのかをはっきりさせた上でポジションを建てる必要があります。この部分で失敗をしてしまうと、他の部分がどんなに優秀なシステムでも損失を出してしまいます。
仕掛けのルールはさほど重要ではないのです。株取引のルールで本当に重要なのはいつポジションを手仕舞うのかということと、ポジションのリスク管理をどのようにするかという二点に他なりません。アメリカの投資教育機関、Van Tharp Instituteの研究結果によれば、完全にランダムな仕掛けで売買を行っても、手仕舞いとポジションサイジングさえしっかりしていれば利益が出せるということがわかっています。
巷で株取引のルールというとどのようなタイミングで仕掛けるか、ということに重点が置かれて論じられる傾向がありますが、実際にはストップやプロフィットテイキングといった手仕舞い方法とポジションサイジングこそが投資活動のパフォーマンスを決定します。次回から数回にわたって手仕舞いについての基本的な考え方とポジションサイジングの基礎について書いてみたいと思います。
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