ダウ平均株価は124.35ドル、1.02%高と4日連動で終えています。
好調な経済指標が続く中で、11月の耐久財受注が予想を大きく上回ったことがマーケットを押し上げたと見られます。民主、共和の両党が給与減税の2か月間延長法案を可決したことが影響したという指摘もありました。
いずれにしても、クリスマス・モードで出来高の細ったマーケットですから過度な楽観は控えたほうがよさそうです。クリスマスへのご祝儀相場という側面が強い気がしています。大引けにかけての一段高のその心理状態が示唆されているようです。
VIX指数を見ても、終盤にかけて急速に低下して、投資家心理の改善が進んだことが示されています。
シティーグループが作成しているサプライズ・インデックスを見ると、予想よりも良い経済指標が続いていることが、楽観的なマーケットの背景にあることが推測できます。ただ、直近の動きを見ると頭打ち感が強まっていることが多少気がかりです。
CMEの日経先物価格(円ベース)は8,530円。この近辺を月曜日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。前週の金曜日が休日であったこともあって、大幅な上昇スタートになりそうです。
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