翔年は10Kwの発電所長  ー 太陽光発電設備

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翔年は10Kwの発電所長  ー 太陽光発電設備

 大げさなことを言うようですが、翔年は来春に発電所長になります。たった10Kwの発電所。場所は「いきいき塾」、方式は太陽光発電システム、そのための工事が今日から始まりました。新年には発電開始する予定です。 塾では電気はあまり使わないので、余った電気は関電に売ります。と言うことは、電気に色はつけられないので何処で使われるのか分かりませんけど、ひょっとしたら関西にお住まいの読者が使っていただいているかもしれません。(笑)

シャープの太陽電池モジュール(屋根置型)


発電所の概要
所在地: 南丹市八木町室河原
電気出力: 9.984Kw (10Kwを超えると住宅用と認められないので抑えました)
発電電力量(予想): 9939kwh(南丹市は冬季の天候は曇りが多くて発電に適さない、屋根の東面、西面にも設置している等の要因でやや効率が悪い)
多結晶太陽電池モジュール: (ND156AA 64枚、シャープ製)
附属設備: パワーコンディショナー(JH-G1C4P,JH-L1C3P,シャープ製)
政府より補助金: 約47万9千円(4800円/Kw)
売電単価: 41円/Kwh(法律により10年間関電が購入するという契約)
工事施工業者: (有)住マイル環境サービス

  おおよそ、以上のような計画です。これは机上計算なので、実際に発電をして見ないことには、予想通りの発電量が得られるかどうか分かりません。一年後には実際の発電量、発電コスト等、ご参考迄に、ここにアップ致します。

関西電力のお願い資料(今冬はかなり厳しそう)


  翔年は福島第一原子力発電所の事故原因の詳細報告書やその後の検討結果も見ないで、脱原発を叫んだりしません。しかし、世論が自然エネルギー(太陽光発電、風力発電、波力発電、バイオマス燃料発電、地熱発電)を求める気持ちは十分理解してます。ですが、それら自然エネルギーは使い勝手が良くない上に、コストが高くつくことも知っています。更に重要な鍵は電気エネルギーは他のエネルギーに比べて、人間にとってとても使いやすいので、脱原発を叫ぼうが、自然回帰を志向しようが、人々は電気の使用をなかなか止める訳にはいかないのです。ならば、その適正な組合せを冷静に考える事が我が国のエネルギー政策にとって一番肝要なことではないかと考えます。(勿論原子力発電のリスクは不断の努力によって技術的に押さえ込みを図ります)

いずれエネルギー政策についても、地球規模を視野にいれた根本からの議論をしたいと思っています。
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