一言感想なら「予想以上に、ではなく予想通りの面白さ」かな。
映像的に最大の見せ場をCMに使っちゃったのがミスだと思うんだ。
アレを超えるすごい映像が無い為に、「予想通りの面白さ」に落ち着いちゃった。
映像はホントにすごい。
完全に実写！なアニメとはこういうことなんだと思う。
この手法、多分日本人じゃ絶対やらないし流行らない。だって可愛いキャラ出せなくなるもん。
そう、タンタンの冒険には女性キャラがBBAとMOBキャラしか居ない事から、この予想は事実です。
大雑把な感想
タンタンの冒険は基本的にはインディージョーンズみたいな感じ。
ただ前述した通り女性が出ない為、非常に男らしい展開。
ただでさえむさ苦しいインディージョーンズに女性が絡まなかったら、インディージョーンズはあそこまで人気でなかったはず。
つまり、タンタンはどちらかというと「大人の娯楽」というよりは「子供用の冒険物語」という位置づけになる。
原作もそういう位置づけだし、無理に大人びた作り方にもっていくより、もっと子供向けに作った方がよかったんじゃないのか？
アニメにすれば金も時間ももっと安く短くハイクオリティで作れたと思うんだ。
ただ、映像は本当にすごかった。
あれだけでも観る価値はある。
アンチャーテッドを２時間観てる以上のクオリティ。
褒める部分が映像のみ、ってのもなんなので、他の良かった点。
ストーリー、推理は古い作品なのか、目新しいトリックも発見も無し。
キャラクターはタンタンがなかなかカッコいいキャラに仕上がってるなぁ、という感じ。
評価(５点満点)
映像：５
ストーリー：３
キャラクター：３
総合：3.5
