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フェニックス観測

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歴史的に見ても、かなり安い所で、目先の相場は上昇下落を繰り返している。
超目先的には8月以降の高値の水準から安値の水準まで大きく下落したのが、ここ2週間の動きだ。

相場観測の原則から言えば、保ち合い相場の中で、これだけ売りの力が観測できれば、例え保ち合い相場の安値水準であっても、買うリスクは相当意識しなくてはならない。

日々のニュースを聞けば、日本の株式相場を大きく下落させている原因は、ギリシャやイタリアの債務問題であるような意見が多いが、その影響を遥かに多く受けるEU諸外国の相場と日本株との比較をすれば、どのように観測しても日本株の悪さが見て取れるであろう。
例えば、その際たる影響を受けるといわれてるドイツ株式市場など、この2週間の最も安い株価であっても、8月からの安値水準より遥かに高い位置なのである。

すなわち、相場とはニュースが決めるのでなく、あくまで買いたい人と売りたい人の力関係で決まるのであり、どんなに良いニュースがあろうと、為替がどうであろうと、TPPがどうであろうと、それら全ての情報を、全ての投資家がそれぞれ勝手に判断し、その結果として買いたい人が多ければ株価は上昇し、売りたい人が多ければ下落するだけなのである。

オリンパスのように、悪いニュースが出れば株価は下落する。しかし、それは、そのニュースを聞いた投資家が売りたいと思ったからだけであり、もしかして、その中にはオリンパスの優れた技術がどうしても欲しい企業が、密かに安いところを買ってやろうと身構えていれば、あるとき急騰する可能性もあるのである。
その際でも、ニュースにその理由が出るわけがないのである。

誰でも、密かに買おうとしている株を、いったい誰が公言するというのであろうか。

だからこそ、一切の雑音(ファンダメンタルズ、ニュース)を排除し、じっくりとチャートを観測するのである。



目先の動きだが、日足チャート上のここのところの安値に到達した。関門位置である。
目先反転しやすい状況で、海外市場が上昇すれば目先は上昇するであろう。
ただ、売りの力がまだまだあると確認したばかりなので、その上昇がどこまで続くかは懐疑的に見ておく必要があろう。

やはり、先週のとおり、現在投資ができるのは超目先だけであり、それ以上の投資は原則様子見だ。

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