オリンパスの損失隠し問題で、同社は近く過去20年分の有価証券報告書の訂正を提出する方針を固めたことが11日分かった。これを受け証券取引等監視委員会は、旧経営陣の個人による企業買収を巡る不正疑惑と、会社が問われる有価証券報告書の虚偽記載問題を切り離し、虚偽記載については課徴金などの行政処分にとどめる方向で検討に入る模様だ。このため同社は上場維持となる公算が出てきた。(毎日新聞)
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