最近、いろいろと多用で、日本とシンガポールをちょっと往復してました。
再生医療などの先端医療に注力するシンガポールの政策と進出企業の実態と、シンガポールに自社の研究施設を持ってくることの是非を調査していました。でも、今の日本と比べると評価は高くなりますが、日本との比較だけでは間違ってしまいますね。米国をざっと見てからでないと判断できないと思ってきています。それに、日本や米国の研究層の厚さは、政策で良質の研究員を集めるだけでは補えないような、イノベーションや相互啓発の土壌として魅力的ですし…。
でも、来週からは、またインドの予定です。
少し条件が良くなるまで放っていた「合弁相手」にできたらいいな、という会社が資金繰りの問題からか、将来事業についての協議をしたいと言ってきたため、真意を確かめに出かける予定です。
日本がリードできるのは短い間だけかも知れませんし、チャンスは生かさねば、という心境です。う~ん、私は一介のサラリーマンなので、そこまで考える必要はないのかも知れない、家に居ないため家族に悪いな~、と思いつつ仕事しています。
しかも、こどんなに良い案件でも、投資案件となると社内で通すのが大変なのです。リスクを先に考える日本の企業の悪いところですが、こんな時だけはオーナー企業だったら…、と思ってしまいます。
さて、10月下旬ころが株式市場の底値ではないか、と9月初旬に記載していました。形の上では10月中旬に底打ちしたようなチャートとなっていますが、経済の状況からは底打ちには早いのではないか、という感じがしています。
ユーロ圏内での財政政策の統合の道が示されるまでは、何度も金融の危機が訪れるのではないか、そんな気がしてなりません。
ということで、打診買い程度の押し目買いを入れながら、本格的な買いについては、米国でのクリスマス商戦の傾向と速報が出てくる頃、11月下旬頃?、まで待ってもいいかなって思っている今日、この頃です。