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青空あるいは高齢者市場について


なにもない青空の広がる都内。信号待ちで空を見上げていたら、ふと、どこにいるのか忘れて空を見入っていました。最近読んでいるものは、医療・社会福祉に関連したものばかりです。表現が難しかったり、やたらと表が多かったりして、目が疲れるので、青空が私の目を癒してくれました。福祉サービスとは・・・・という、法律・制度から解説されたものは読みづらいだけでなく、現場を知っているものには、きれいごとだけを並べ立てているように見えます。しかし、ヘルパーのぼやきみたいなものをエッセイ風にまとめたものなどは、これまた、勝手な言い分を並べ立てて・・・・・と、思うところが多いのです。このような本をなぜ読んでいるのかというと、いわゆる高齢者市場と言われるものを、介護保険とごくごくその周辺領域で切って、市場規模というものを超概観してほしいというクライアントからの依頼があったからです。たとえば、要介護認定を一人行うときの年間コストは、超概算で1,000円です。今は、どこの市町村も、自前の調査員が出かけて、七十数項目にチェックし、意見を付記して審査会に供し、そこで最終判定が出るというプロセスは一緒です。半年に一度更新という作業をするのですが、それは調査員が出かけるのではなくケアマネに代行してもらったりして、書類を整えるほうにウエイトがかかります。計算根拠は詳しくは企業秘密というか・・・・私のノウハウなので説明を省きますが、介護認定の申請をされてから、介護度の判定が出るまでのコストはこのくらいなのです(もちろん、山間地で人間の移動にコストがかかるところではなく、あくまでも大都市圏です)。そうやって、いろんな、医療サービス、介護サービス、それを運用する行政サービスの件数と金額を見ていくと、新しいビジネスに思い至るんではなかろうかと思って、ただいま研究中です。1,000円×一千万人=百億円ですからね。やっぱり、長寿国日本の中高齢者が元気に稼いで、がんがん使わないと、勢いがなくなるわけですね。以上、結論にならざる結論でした。
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