26日夕方からベルギーブリュッセルで開かれたEU首脳会議とユーロ圏首脳会議。まず、EU首脳会議が開かれ、域内の金融機関に対して、来年6月までに中核的自己資本比率を9%まで引き上げる資本増強で合意。EFSFのレバレッジを効かせた拡大方針の合意と詳細については11月に決定という先送りがきまりました。そうした中でもっとも揉める議題となったのがギリシャ債の民間保有者に対する元本減免割合(ヘアカット)について。当初、ドイツなどが主張する60%で各国政府がまとまる姿勢を見せていましたが当の銀行団がこれを拒否。メルケル...