はんちくさんのブログ
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【はんちくの映画情報⑩】『どん底』 1957年
SQ直前に、米の非製造業業況のひどい数値で、事態が一変してしまいました。週初は13500~13600あたりの攻防になると考えていましたが・・。計画の狂った人は多かったのではないでしょうか。
しかし、あの下げがなくても、SQ前後に急落は待っていたと思います。マインドはまだ上向いていません。
経産省次官の「個人はバカ」発言は耳を疑いますね。個人投資家への侮辱に対して耳を疑ったのではなく、「金融市場の基本のキの字も知らない」奴がトップに立っていることに呆れました。何によって相場が動いているのか、ジジイには理解できないんでしょう。売られるわけです。
キャリアってのは「勉強できる=優秀」の構図であがった人間ばかりです。「学生→役人」じゃ、世間しらずな連中ばかりになるのは当然です。これじゃ、いい政策がでるはずがありません。それを統括すべき政治家も、2世ばかりだし、次の選挙とそれにからむ利権のことしか考えてません。まったく救いようがない連中です。
こんな連中が舵取りをしているのですから、国単位で見限られて当然でしょう。日本株はまさに「どん底」です。
(奇しくも、ヨッシーさんの日記のタイトルと被ってしまいましたが、先週書かなかった分の繰り越しなので、これは偶然です。)
今回は黒澤映画です。
黒澤明といえば、『七人の侍』『用心棒』『生きる』などの名作がありますが、これらはあまりに有名ですので、黒澤映画の中では飛ばされがちな、『どん底』を紹介します
『どん底』
邦画。1957年
原作 ゴーリキー
監督 黒澤明
主演 三船敏郎、山田五十鈴、中村雁次郎、左卜全
ロシアの劇作家ゴーリキーの同名戯曲を、江戸の設定に置き換えて作られた映画。複数の定点カメラを置き、カット割りではなく、1シーン長回しによる手法で作られているため、舞台劇のような、テンポの良い流れでストーリーは進む。
貧民屈に集まる、多様な人間模様。
長屋の持ち主である因業大家と鬼嫁、そこに住んでいる泥棒、元御家人、博打打ち、アル中、元力士、夜鷹・・・皆、なかば諦めたようにボロ長屋での生活を送っているが、ある日、長屋にお遍路(左卜全)が立ち寄ったところから、彼らの生活にちょっとした変化が起きる。
これもまたあらすじの書きようのない映画です。貧乏長屋に起きた小事件の話を淡々と描いてるのだけど、なぜか普通に楽しく見れてしまいます。「どん底」ではあるものの、「数日なら住んでもいいかな」と思ってしまうほど、住人たちは明るい。
僕個人的には、黒澤映画の中では、「七人の侍」の次に「どん底」が来ます。
「救いようのないどん底に、小さな希望の光を持ち込むと毒になる」
現在の株式市場のようです。救い出すなら、全員丸ごと外の世界に連れ出すくらいの大きな希望を与えない限り、結局は「やっぱ出られないのか」という、より深い絶望に落ちていきます。
大きな希望は「思い切った政策」以外にありません。でないと、すべての上げは、下げるための吊り上げのままで進んでいきます。
G7もありましたが、なんというか、思ったとおりのナアナアな集まりに過ぎませんでした。元々、期待していた人間は少なかったでしょうが。
今の所は、アメリカのゴタゴタが収まるのを待つほかありません。
しかし、あの下げがなくても、SQ前後に急落は待っていたと思います。マインドはまだ上向いていません。
経産省次官の「個人はバカ」発言は耳を疑いますね。個人投資家への侮辱に対して耳を疑ったのではなく、「金融市場の基本のキの字も知らない」奴がトップに立っていることに呆れました。何によって相場が動いているのか、ジジイには理解できないんでしょう。売られるわけです。
キャリアってのは「勉強できる=優秀」の構図であがった人間ばかりです。「学生→役人」じゃ、世間しらずな連中ばかりになるのは当然です。これじゃ、いい政策がでるはずがありません。それを統括すべき政治家も、2世ばかりだし、次の選挙とそれにからむ利権のことしか考えてません。まったく救いようがない連中です。
こんな連中が舵取りをしているのですから、国単位で見限られて当然でしょう。日本株はまさに「どん底」です。
(奇しくも、ヨッシーさんの日記のタイトルと被ってしまいましたが、先週書かなかった分の繰り越しなので、これは偶然です。)
今回は黒澤映画です。
黒澤明といえば、『七人の侍』『用心棒』『生きる』などの名作がありますが、これらはあまりに有名ですので、黒澤映画の中では飛ばされがちな、『どん底』を紹介します
『どん底』
邦画。1957年
原作 ゴーリキー
監督 黒澤明
主演 三船敏郎、山田五十鈴、中村雁次郎、左卜全
ロシアの劇作家ゴーリキーの同名戯曲を、江戸の設定に置き換えて作られた映画。複数の定点カメラを置き、カット割りではなく、1シーン長回しによる手法で作られているため、舞台劇のような、テンポの良い流れでストーリーは進む。
貧民屈に集まる、多様な人間模様。
長屋の持ち主である因業大家と鬼嫁、そこに住んでいる泥棒、元御家人、博打打ち、アル中、元力士、夜鷹・・・皆、なかば諦めたようにボロ長屋での生活を送っているが、ある日、長屋にお遍路(左卜全)が立ち寄ったところから、彼らの生活にちょっとした変化が起きる。
これもまたあらすじの書きようのない映画です。貧乏長屋に起きた小事件の話を淡々と描いてるのだけど、なぜか普通に楽しく見れてしまいます。「どん底」ではあるものの、「数日なら住んでもいいかな」と思ってしまうほど、住人たちは明るい。
僕個人的には、黒澤映画の中では、「七人の侍」の次に「どん底」が来ます。
「救いようのないどん底に、小さな希望の光を持ち込むと毒になる」
現在の株式市場のようです。救い出すなら、全員丸ごと外の世界に連れ出すくらいの大きな希望を与えない限り、結局は「やっぱ出られないのか」という、より深い絶望に落ちていきます。
大きな希望は「思い切った政策」以外にありません。でないと、すべての上げは、下げるための吊り上げのままで進んでいきます。
G7もありましたが、なんというか、思ったとおりのナアナアな集まりに過ぎませんでした。元々、期待していた人間は少なかったでしょうが。
今の所は、アメリカのゴタゴタが収まるのを待つほかありません。
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こんばんはー
デイトレというか、どんな資金が相場を支えてるのかを全く理解していない。「個人デイトレ」も「ヘッジファンド」も、規模が違うだけで、全く一緒。
外資の投機資金が、日経を20000円にしたのを知らんのかね、
全員長期投資だったら、株価は上げも下げもしない。
明日、お休みだねー。先物放置プレイだ。「ハッピーマンデー法案」は、廃案にすべきだね。株式市場のためには。月曜、米が上げるかもしれんけど。
ヤフーが「もっと高く買え」だって。ヤフーがまた上がるか?でも、マイクロソフトが下がって相殺かな。
黒澤映画は、「七人の侍」と「赤ひげ」がいいよ。
何か、映画の感想というよりは
今の相場への心境を吐露されているような。。
中長期で安心して持ってられる相場環境なら
デイトレに対しての意見は聞いてやっても良いよ~
と上目線なおかんでした^^