そろそろ直近のテメーノことしか頭にないアホー&売国奴は、この話に飽きてきた頃だろう。
真面目な人は負けずに読んでください。
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当時、外務大臣であった前原氏が
「日本のGDPにおける第一次産業の割合は1.5%しかない。
この1.5%を守るために残りの98.5%を犠牲にしてよいのか」
というような発言をしていました。
マスコミやエコノミストと言われる人たちもこの議論に乗っかって、
あたかも日本の農業が日本の足を引っ張っているかのようなことを盛んに言いだしました。
各産業のGDP比をみれば、確かに農林水産業はGDPの1.5%ですが、
貿易輸出で稼げると思われている製造業も20%しかありません。
日本のGDPの7割を占めているのは第三次産業で、ほとんど貿易と関係ありません。
ちなみに一次産業のGDPの割合は、アメリカで1.1%、ドイツで0.9%、イギリスで0.8%と
どこの国でも一次産業はGDP比でみると非常に少ないのです。
でも、これらの国では農業が経済の足を引っ張っているなんてことは決して言われません。
一次産業というのは、人間が生きていくために必要なものを作り出している産業ですから、
それを敵視することなどあり得ません。
日本が輸出で稼げると思われているものは、自動車や家電製品などの耐久消費財ですが、
2009年のデータでは耐久消費財の輸出額は837億ドル、GDP比でみると1.652%しかありません。
一次産業と0.152%しか変わらないのです。
それなのに何故「1.5%のために98.5%を犠牲にするのか」なんていう話になるのか、
全くデタレメとしか言いようがありません。
事実を無視したできの悪いプロパガンダです。
(略)
そもそも日本は貿易で稼がないとダメな国なのでしょうか?
一般的に日本は貿易立国だと言われています。
しかし、実は日本は内需の国であり、貿易で稼いでいる部分は非常に少ないのです。
日本の2009年度の輸出業のGDP比は11.5%、世界170カ国中の164番目に
輸出依存度が低い国なのです。
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