日立造船は、津波や高潮、洪水などの水圧で自動的に起き上がる防潮堤を開発したそうです。
水圧と浮力で作動するため駆動装置が不要で、短時間で到達する津波にも対応できるようです。
企業や自治体などから今年度の受注を目指しているとのことです。
工場や地下道の入り口などに寝かせて設置し、普段は自動車やトラック、人などが上を通れる仕組みだそうです。
公開した実証機は幅2.7m、高さ1mだそうですが、幅10m、高さ4mの大型の防潮堤も開発しているそうです。
価格は設置条件などで異なるそうですが、1㎡あたり150万~300万円だそうです。
高さ4mだと、東日本大震災級の津波には対応が難しそうですね。