昨晩のECBのトリシェ総裁の記者会見で、どうもトリシェさん怒っていたようです。
日本が介入に踏み切るにあたり、相談をしなかったから・・・
アメリカには事前に一言伝えたようですが、ECBには何も言わなかったとか。
前回は日本のお願いを聞いて、協調介入までしてくれたのに、今回は連絡なし。
それは頭にくるでしょう。
トリシェさんからすれば、大変なのはお前の所だけじゃないんだよ!こっちはもっと大変なの!
世界で協力してやって行くべき時なのに、なんで勝手なことするんだよ!
といった感じでしょう。
そしてこの怒りは日本の当局にも当然届いているはず。
今日は介入したくても、なかなか出来ない。そんな裏事情があるようです。
さて、雇用統計。
+8.5万人の9.2%が予想。
昨日のダウの強烈な下げは、米国当局も気にしているはず。
これ以上下がるのは、よろしいと思ってはいないでしょう。
とすると、例のごとく、ちょちょいと数字をいじくって、株式市場に好感される数字を発表をするのでは。
ドル買いが強まれば、日銀もほっと一安心ですし。
シナリオ的にはこんな感じですが如何でしょう。