紡績大手シキボウは、ふん尿など汚物の臭いを良い香りに変える機能を持つ繊維「デオマジック」を開発したそうです。
今後、介護やペット向けの商品への用途展開を検討するそうです。
シキボウによると、人が不快に感じる臭い成分が香水などにも含まれている点に着目し、あらかじめ不快成分を除いた香料を作り出すことで、汚物の臭いが加わっても良い香りになるそうです。
10回ほどの洗濯でも効果は持続し、香料スプレーを使って機能を復活させることもできるそうです。
きっかけは朝日放送の番組「探偵!ナイトスクープ」に寄せられた「工具箱から出る汚物の臭いを除去してほしい」という視聴者の依頼だそうです。
人工肛門用の収容袋の消臭方法を研究していた40代の男性社員が2010年7月の放送を見て、出演していた香料メーカーの山本香料の社長と共同研究したそうです。
いろんな使い道がありそうですね。