迷分析官さんのブログ
中期的予測(TOPIX)
週足チャートによる中期的な観測では調整不足のシコリが上値を重くしてしまいそうな段階で、現況では、今後も暫く下落基調から脱することが難しい局面になることが予測されます。
先月末からの短期的な調整も、TOPIXは26週線(120日線)で上値を押さえこまれる弱さを露呈。一時的な反発は当然の如く予測されますが、まだ安心して投資が出来る環境ではなさそうです。
下落の要因としては円高による企業の減収が考えられますが、他方では原油や商品市況が軟調な動きになっていることから、世界的な経済の失速が懸念される様相にもなってきています。
それ故に譬え円高一服となっても、株式市場のしっかりとした下支えになるかは怪しいものになってきそうです。
日本市場にとってまだまだ苦難の道が続きそうですが、もともと低迷している相場ですので、大暴落するようなリスクは極めて小さいのではないでしょうか。