[軽井沢(長野県) 22日 ロイター] 東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)の西田厚聡会長は22日、1ドル78円台で推移している現在の為替水準について「日本経済のファンダメンタルズを反映しておらず、異常だ」と語った。
長野県軽井沢町で開催している日本経団連夏季フォーラムの会場でロイターに述べた。
西田会長は「早く手を打たないと、この異常な水準がどんどん当たり前になってしまう」とし、政府に円高是正に向けた早期の対応を求めた。ただ、これから円高是正の手を打ったとしても戻す目標になるのは80円であり、「85円には戻らない」との見方を示した。
東芝は対ドルで1円円高になった際の営業利益へのマイナス影響を10年3月期に17億円、11年3月期に1億円と減らしてきた。全社的な事業構造の中で輸出入を均衡させ、今期はゼロにまで抑えたが、競争力では「(円高により)韓国メーカーと圧倒的な差ができる」(西田会長)という。
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この為替水準が以上だと思ってる社長のアタマが異常。残念。
うちの会社の社長もドルはこれからまた強くなってユーロがダメだろうってゆーてて残念な人満開にしていた。どれだけアメリカが量的緩和してきたか。QE2の名目の金額よりも遥かに大きい金を市場に流してるだろうに。そのあたりはFRBのブラックボックスに入っててわからないけど。アメリカがデフォルトして一からやり直すってことにならんと本格的に戻ることにはならんだろうな。
ユーロの債務問題もどうするんだろうね。引き伸ばしていったところで行き着く先は一緒。だめな国の政治は根本から治さないとダメでしょうねぇ。