最近、たまに見かけませんか。
米国の債務上限引き上げの期限とされる日です。
この日までに議会で合意が得られないと、米国はデフォルト・・・
そんな事が起きたら金融システムの終りになってしまいます。
日本は何と言っても米国債保有では世界で2位の国家ですし。
まだ時間があるので何とかなるとの楽観論が主流ですが、当面はドルにとってネガティブな材料です。
本日のECB理事会では、0.25%の利上げが予想されていて、その後の記者会見でトリシェ総裁が追加利上げを臭わせるコメントを残すと、ポルトガル格下げで下落していたユーロは息を吹き返す可能性があります。そして、もし明日の米国雇用統計が予想よりも悪く、ドルが売られる流れになると、上記債務上限の問題と相まってユーロドルはまたまた上値を追う流れになるかも知れませんし、ドル円は80円割れを目指すことになるかも。
債務上限引き上げはこの先1か月間くらいのネタですが、一応、頭の隅に入れておいた方が良いかなと思っています。