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損切りとナンピンと

20080121-20080125は、激動の一週間。
厳しかったが生き残った。今後の相場でも、生き残るためにナンピン戒めの意味を込めて、書いておく。自分の体験談なので、下落局面が初めての人は、思い当たる節があるはず。過去に同じように苦しんだ人がここにいるので、何かの参考にしてくれれば幸いである。

恐らく、初めからナンピンしようと思っている人は少ないのではないか。とある値段で買った株が損切りできないうちに下がり続け、結果塩漬け。何とか取り返そうとナンピンしてしまう。

ナンピンの経験談(笑)だが、1回目のナンピンは気楽に出来ても、2回目、3回目のナンピンは容易には実行できない。なぜなら、今までの下落で損が膨らむ不安を感じているからである。もし、ここでナンピンして、まだ下落が続いたら…加速度的に損が膨らみ追証…結果、資金枠に余裕を持たせようとして、見てるしかないのである。見てるだけならまだしも、ポジション減らそうとする心理が働き、一部売ったりしてしまうのである。

だから、底値では中々買えない。突っ込み局面では拾えないのである。今週、1/22に12536円まで突っ込んだ。

損切りに慣れている考え方では、その突っ込みは、1/22ダウの大幅下落を先取りした動きであり、緊急利下げが無くても、少々の下落スタートで済み、そこで損切ればいい。一方、リバウンド局面に向かえば、非常に美味しい、ローリスクハイリターンである。普通に買える。

ナンピンしてると、リバウンドが拾えない。
仮に拾ったとしても、今までの損が無くなった時点で満足してしまい、折角の底値玉を清算してしまったりするのである。相場では全然儲けていないのに、何故か満足。そんな変な状況に陥る。

それでは、ダメだと損切り実行だけど、損切りだけじゃ意味が無いと痛感するのにも時間がかかった私。

長文になっちゃったので、続きは後日。
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