負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望34

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2011/06/27 - モウ山 ウシ象さんの株式ブログ。タイトル:「負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望34」 本文:先週末、ダウが、下落。それにつられて、欧州株なども、下落した。24日に、ギリシャの与党幹部が、緊縮財政案に、反対票を投じるという報道がなされたためである(投票は28日)。来週は、ギリシャの法案だけでは

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望34

先週末、ダウが、下落。それにつられて、欧州株なども、下落した。24日に、ギリシャの与党幹部が、緊縮財政案に、反対票を投じるという報道がなされたためである(投票は28日)。
来週は、ギリシャの法案だけではなく、ほかにも、アメリカの、27日にオバマ大統領が、上院与野党指導者と、財政赤字削減策について協議する予定である(増税をめぐり意見が対立していた)。
週の前半は、ユーロ、ドルともに買われにくいのではないかと考えているところです。
FRBは、商品価格の抑制と利上げ先送りとで景気を下支えしていく方針の模様。原油は、IEAが6000万バレルの備蓄を放出することを決めたことで、下落した。原油よりも重要なのは、食料品の上昇であり、カンザスでは、農地、田園の価格が20パーセント上昇しているそうである。
アメリカの経済の見通しについての懸念が多く、今回の落ち込みが、一時的なものでなく、長期化する恐れがあり、2011年の成長率だけでなく、2012年の成長率も下方修正した。
<為替相場>
ドル円     79.20~81.00
ユーロ円   113.20~115.50
ユーロドル  1.4000~1.4500 
QE2の終了を受けて、じわじわとドル高方向に動き始めている。しかし、問題は、6月末日の後も、ドル高が継続するかということである。
今週は、週前半にギリシャの重要イベントを控え、さらに、アメリカの債務上限問題についての与野党党首との会合などもあり、週の前半は、為替の動きが、わかりにくいのではないかと思われる。
週後半は、重要指標が多く発表され、週末は、中国の6月のPMI製造業、アメリカの6月のISM製造業景況指数が発表されるので、注意が必要である。
ギリシャの法案が否決されると、ユーロが大きく売り込まれる恐れあり。
ちなみにウシ象、ドルストレートのポンド売りポジションを継続中。一度、利益確定したほうがよかったかな?

ウシ象、すこしだけ、日本市場でユーロが大きく下げてきたら、買い。上げてくれば、売りで、ヨーロッパ市場の動きの様子を見てみようかと考えております。ダメなら、ロスカットで対応(ドル円の取引でもいいかも。あまり動きがなさそうではあるが)。
<株式市場>
日経平均    9350~9800
前半はギリシャ次第、後半は、アメリカの景気減速が、一時的なものかどうかが、焦点になりそうである。ギリシャという要素があることで、株式市場の動きが、わかりにくくなっている。要は、この先、アメリカの景気が回復するのかどうかということが、重要なのである(ちなみにウシ象は、少しだけ、先物に売りを入れております。この頃月曜日は、ダウを無視して動く傾向にあるので、難しいところである)。

そういえば、もう6月の終りである。一年でいえば、すでに、半分が終わり、さらに30日ほど過ぎている状態である。前半は利益があがったが後半は、それ以上損失を出してしまいましたとは、ならないように、気をさらに引き締めて、各相場に、対応していきたいと思います。

以前は、ユーロ建てドイツ株式指数取引は、男のロマンとか、ドル建てダウ平均指数取引は紳士のたしなみ、ハイレバレッジでの損失は男の勲章などと、ほざきながら、いい加減なトレードを繰り返していたが、この先も、できるだけ、負けないトレードを心がけながら、チャンスを待つというスタンスで臨んでいこうかと思っているところです。
今回は体の調子がおもわしくなく、さらに、パソコンの調子もおもわしくないようなので、最も重要な、最後の締めくくりはなしということで、えっなし!あのなしですか!そうです、なしです。ほんとに、なしなのですか。そうです、なしです。それでは、なし、なし、なし、と三十回行ってください。えっ、なしとですか。そうです。なしと三十回言ってください。なしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなし。はい、三十回言いました。いいえ、三十回ではありません、三十一回です。もう一度やり直しということです。え~!。なしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなし。はい、三十回言いました。いいえ、三十回ではありません。二十九回です。もう一度やり直しです。え~~!!。なしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなしなし。はい、三十回言いました。確かに三十回ですね。では、だいだい色の果物はなに。みかんです。今日はこれにて終了{体の調子が悪いと、あまり筆が乗らないな(パソコンです。ハイ)}。

7件のコメントがあります
1~7件 / 全7件
(退会済み)

なるほど!

円高を利用して海外へ投資する動きをすっかり忘れてました^^;

 

 

日本は、ユーロ関係の国債を買うということらしいですよ。

ポルトガルの国債も買っていたと思います。

あと、たしか、2009年には、郵貯が、90円が割れたときに、アメリカの国債を大量に買っていたと思います。

(退会済み)

うぉー!勉強になります!!

それと浅はかな自分の考えが情けないです。もっとファンダの修行に励みます!

 

たしかにブリックスがアメリカの国債を買い支えるとは思えないです。

かと言って日本は他国の国債を買っていられるような状態で無いですし、

中国はヨーロッパやアフリカ等に投資しを増やしているので、

モウ山先生の考察合点がいきます!いつも勉強になります有難う御座います!

 

ダウ残念ながら、ロスカット。もう少し、待ってから、売りを仕掛けることにします。思ったよりも、指標が悪くないのと、ギリシャの吹上がまだ残っているようである。
先ず、最初の質問から、お答えします。
現在のアメリカで、だれが、高値で、家を買うかということです。いま、アメリカでは、住宅の差し押さえなどが、問題になっています。つまり、いやでも、住宅が、市場に供給されます。さらに、アメリカの所得は、上昇しておりますが、食料品などが値上がりすることで、その分を双殺されます。結局、アメリカ人の手元には、使える金がない状態になるということになります。供給が増えるが、需要は増えない。
次に、アメリカの力が衰えるということです。
今まで、アメリカは、経常赤字国であっても、よその国に国債を購入してもらうことで、その経済を維持してきました。しかしながら、現在、中国が投資先を分散するとよく言われ、ギリシャ問題でも、良く中国が注目されるでしょう。例えば、中国が昨年、ギリシャに投資することで、ギリシャの港の権益を手に入れています。つまり、アメリカ国債だけが、買われるということは、すでにない状態になっていることからもわかると思うのですが、アメリカ一国集中ではなくなっているということです。
これを踏まえて、新興国が注目されるとは、アメリカに集まっていた仕事などが、その新興国に、移転してしまうことになるということです。世界の富の分散化。これが、おそらく、アメリカの力(アメリカだけでなく、日本やその他の先進国も)を衰えさせることになるでしょう(産業の空洞化といわれる現象です。工場だけでなく、小売業なども、海外に出ていくことになり、アメリカ国内で、稼いだ金を新興国に投資する。つまり、アメリカ国内の成長が衰えて、新興国が発展する)。これが、アメリカの停滞がクローズアップされるということです。この分散化により、アメリカ国内の仕事の量が減少していくか、ないしは、横這い状態になるか、そういったことにも関係してきます。

(退会済み)

んぉ~~!なるほど勉強になります!!m(_ _)m

ヘッジさんのタコ踊りに便乗しつつヒット&ウェイ作戦が良さそうですね。

 

質問ばかりでスミマセン^^;

米の住宅価格の値上がりが期待できないと言うのは、

米経済も日本型デフレにおちいる可能性があるからでしょうか?

 

新興国経済が成長すると、

米経済の停滞がクローズアップされるだろうと言うのは、

新興国の成長で資源、食料が値上がりし米はドル安でモロに影響を受けて、

個人消費が落ち込む可能性があるからでしょうか?

 

 

 

ヘッジファンドのギリシャ祭りも終わったみたいです。

 

おそらく、ユーロは、先週の土曜日のダウ下落を受けて、ユーロが、リスク回避的に売られ、今週の月曜日の日本時間で下落、そして、ギリシャの採決を材料にして、すべてのリスク資産(株、先物、商品、為替、特にユーロ)を、おそらく、あほのヘッジ君が全力で買い上げたのでしょう。

 

アメリカの景気の件ですが、特に情報のようなものはありませんが、常識的に考えてですね。昨年から、アメリカの州の財政(カリフォルニアなどが良い例ですが)が破たん状態なのは、よく知られたところだと思います。

さらに、最近のアメリカの経済指標などを参考にすれば、現在、楽観論が大勢を占めていますが(特に、あほのヘッジ君)、アメリカの景気が急回復するとは、にわかに信じられないところです。さらにお次は、州政府だけでなく、アメリカ連邦政府も、緊縮財政をとらざるを得ず、さらに、量的緩和のドルジャブジャブ政策もとることができず、将棋に例えるのならば、王手飛車取りかあるいは角取りといったところか。おそらく、良くて横ばいかなと考えています。

あと、新興国がどれだけ経済成長するかでしょうが、(これが下支え要因)新興国が、経済発展すればするほど、アメリカの停滞がクローズアップされてくるのではないでしょうか。

付け加えるに、住宅かな。アメリカ人は、住宅の値上がり益を担保に、借金をして、贅沢をしていたのですが(日本風に言うと、根抵当権でいいのかな?ウシ象はそう理解しています)、今後、住宅価格の値上がりは、期待できないでしょう。

 

QE2で、自分たちで踊り狂い、QE2が終わったあと、なんとか踊りくるおうと、ギリシャ問題をでっち上げ(ギリシャの採決などは、可決すると考えるのが妥当であるのに、それをタネに、必死にユーロを買い上げる。株が上がるからユーロを買う、ユーロが上がるから株を買う。まさに、無意味なことをして、自分で喜ぶ、あほのヘッジ君。リーマンショックの前の、2007年にも、奴らは、意味不明なタコ踊りを踊っておりましたでありますぞ。

 

おそらく、ダウは今日が天になるのではあるまいか、ということで、すこし売ることにしようと思うのですが、もう少し上げてほしいな(ここはあてにしないでね)。安いと売りにくい。

ちなみに、日経平均はすこし売っております(今日の終値で)。

 

 

 

(退会済み)

なるほど、勉強になります!

ポン/ドル売り大成功おめでとうございます!さすがですね!!

 

ユーロですが夜の仕事で夜はチャート見れなかったのですが、

下げてから買われたのですね^^;

しかも1時間足でハッキリと上昇トレンドが出来ているのが気になります。

 

最近はすっかりギリシャが主役で米の話題がなりを潜めていて、

個人的には、米より日本のがやばい~~と思っているので、

米の事は楽観的に見ているのですが、モウ山さんは、

米経済が長期で悪化する要因や、何か情報を掴んでらっしゃるのですか?

 

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