東京電力福島第1原子力発電所事故による節電要請などを受け、「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービスが電気を使わない自動ドアを導入するそうです。
建材メーカーの有紀(福島県会津若松市)が開発した電気のいらない自動ドア「オートドアゼロ」を導入するとのことです。
テコの原理を応用し、ドアの前の踏み板に乗った人の体重でドアを開閉する仕組みだそうです。
王将フードでは現在、全593店の約5割に電動ドアを設置しており、店舗改装や新設店で順次、切り替えるようです。
設置料金は1台約100~120万円で電動ドアより割高のケースもあるようですが、有紀によると、電気代やメンテナンス料を勘案すれば2~3年で元が取れるそうです。
有紀には震災以降、問合せが2倍に急増しているそうです。
王将以外にも電気のいらない自動ドアを導入する企業は増えるでしょうね。