フランス共和国のピンチ

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フランス共和国のピンチ

素人のひとりごと日記です。

 

(時間がないので適当に書いています。誤字脱字、間違いがあります。)

 

今年、卒業旅行でフランスのモン・サン=ミシェルに行った女の子の話を聞くと

 

「すごくよかった~外から見ても中から見てもスゴイ。
 行くまで同じような田園風景が延々と続き、どこまで続くのだろうと思った・・・」

 

「行く価値がありました!」

 

フランスは、都会だと思っていたが、田舎だったので驚いたらしい。

 

フランスは、世界の中心と見ることもできる。

 

紛争の起きているリビアは、中近東になり(真ん中に近い東の地方)
サウジアラビアは、中東になる。(真ん中の東の地方)
日本は、もっと東になるので極東とも言える。

 

そのフランスがピンチになっている。

 

すでに報道されているように、ムーディーズが
フランスの銀行(BNPパリバ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル)を
格下げの見通しを発表されている。

 

今では誰も買わない、ギリシャ国債やスペインの住宅ローン担保証券など
たくさん持っているので、格付け会社もそのように判断されたのでしょう。

 

フランス国債のクレジットデリバティブのレーティングは、すでに
シングルAの一番下になっている。知らない間にBaaになるだろう。
(表向きの格付けは、なぜかAaa)

 

高級メガネ店の店長の言葉を借りると
「いい加減なラテンの人たち」が引っくり返ると
お金をたくさん貸している
フランスの銀行(⇒フランス)は、大変なことになってしまう。

 

アメリカの商業用不動産も、その価格が2007年ピークの時に
販売されたものが5年後になる2012年に借換えがくる。

 

しかし、価格が下落すれば、借換えできないので 
最後は、投げてくるだろう。(投売り)

 

ご紹介した本の「フォールト・ラインズ」でも
日本の不動産バブル崩壊について解説されている。

 

日本は不動産バブル崩壊により

ピーク時から良くても1/2
ヒドイ物件では1/10の価格になっている。

 

(本当は、ご経験された、日本のご年配の投資家が一番わかるはずです。)

 

アメリカの住宅価格についても


S&Pケースシラー住宅価格指数の開発者でもお馴染みの
株価変動研究の第一人者イェール大学、ロバートシラー教授が

日本の不動産バブル崩壊と同じようになると
言外に述べておられるので、そのようになる可能性を否定できない。

 

これらの住宅ローンや不動産ローンを
デリバティブを使って証券化するのがフランスは強かった。

 

だから、今回の世界金融危機でBNPパリバ傘下のヘッジファンドが最初にコケタ。

(BNPパリバショック)

 

出遅れて証券化ビジネスに参加した金融機関がキツイ。


フランスの銀行は、自らも組成した証券化商品を持っているので
どれだけ損失があるか、その金額が大きすぎてわからない。

 

フランス金融機関のLIBORがおかしな事態になっている。

ECBもインフレを抑えるために金利を上げたいところだが
金利を上げるとユニバーサルバンクがもたない。
難しい判断を迫られる。

 

要するに不良債権の処理が進んでいない。

 

今まで

EFSMやEFSF(欧州金融安定化ファシリティ)で時間稼ぎをしてきたが
来年の仏大統領選まで時間稼ぎできるか微妙になりつつある。

 

そもそもSIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)など訳が分からない。

 

2013年6月までは国債の保証があるが
(この保証自体も、よくわからないところがある。)
それ以降に満期を迎える国債は保証もないので
投資家は、持ちたくない。

 

2013年以降に償還を迎える国債の金利が上昇しやすい。
(ソブリンCDSのワイド化に注意する。)

 

ドイツも本音では、ユーロ圏から脱出して
ベネルックス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)と仲良くしたいかもしれない。
(貿易だけではなく、戦略上も、海上ルートを有利にしたい。)

 

演劇にたとえると

 

ドイツ役の人がユーロ劇場の舞台から出ていこうとするのを
フランス役の人が止めているようなイメージもする。

 

「行かないで~」

 

ユーロ圏の誕生によって
いわば独り勝ちになったドイツが
どうするのか注目でしょう。

 

これまで消費者マインドが良くなっているのはドイツくらい。

 

ドイツ他の国が緊縮財政と物価上昇に苦しんで
すでに暴動になっている。

(中国でも同じようなことが起きている。)

 

ユーロ劇場は、これから見逃せないところもある。

 

将来、新通貨の誕生も想定外ではない。

 

これらのこともあって日本株はなかなか上昇しない。
優良企業なのに株価が割安に放置されている企業がある。

 

日本郵政なども、日本国債ばかり買わないで
社会貢献している優良企業の株を
少しでも買ってくれたら良いのになぁ~と思ったりする。
(簡単ではないことは、理解している。)

 

日本国債も買う人がいないから、外国人に買ってもらうとすると
今の金利では買ってくれないので、金利は上昇するでしょう。

 

最後は、納税者の負担になるのでしょう。

 

・・・

 

書いていて思うが、この日記の内容は暗い。

専門家のようにこれからのテーマ株など軽い感じでいきたいもの。

 

明るい話題をチャンスがあれば書きたい。

 

おしまいです。

 


PS.

 

昨今の長期投資家が重視するのは

 

需給
システムトレード(非裁量トレードの事)


統計学

そしてファンダメンタルズになる。

 

先日、別の金地金会社の社員さんとお話をした。

 

「何も買うものがないから金(ゴールド)を買っている人が結構いますよ~」

 

と言っていた。

 

会社で買うように言われて意味もわからず
買いに来ている人もいると聞く。

 

なるほどと思った。

 

平時では、金など買われない。
今起きていることをわかっている人だけ、助かればよいと思う。
(難しいので仕方がない)

 

 

 

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