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米国マーケットを振り返る 6月3日

ポイント

 弱い雇用指標を引き金にダウ平均株価は下落したのですが、ザラバの動きを見ると回復局面も鮮明に見られ、全体としては非常に悪かったという印象はありません。ただし、ドル円が大きく円高に振れているため、月曜日の日経平均株価には重石となりそうです。9,455円の近辺での寄り付きを想定しています。

米国マーケットを振り返る

 5月の米国雇用統計がコンセンサスを大きく下回ったショックが大きく、スタート直後に145ドルまで下げ幅を拡げたダウ平均株価でしたが、すぐに持ち直し、12時半過ぎまで回復基調が続きました。その後は大引けにかけて再び調整色が強まりましたが97.29ドル、0.79%安で終えています。ザラバの安値からは47ドル程度戻したことになります。



 ISMが発表した5月の非製造業景況指数が予想を上回ったことが回復局面の牽引役の一つになったようです。

 VIX指数は0.77%とわずかですが低下しており、マーケット心理は悪化しなかったようです。特に11時ごろにかけて急速に下げており投資家が落ち着きを取り戻した様子が浮き出ています。



 12時半以降の調整局面で目立ったのはハイテク・セクターの低迷。SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が1.85%と大きく下げましたが、午後に入ってからの停滞が目を引きます。



 加えて、比較的に堅調に推移していた金鉱株、ニューモント・マイニングが昼過ぎに大きく値を崩したのも目立ちました。



日経平均株価への示唆

 CME日経先物価格(円ベース)は9,455円となっており、月曜日の日経平均株価はこの近辺での寄り付きになりそうです。



 米国雇用統計の弱さを反映してドル円が円高に振れていることがマーケットの重石になると見ています。



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