経済予測を信じる理由

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2011/05/26 - 坂本彰さんの株式ブログ。タイトル:「経済予測を信じる理由」 本文:投資家は経済予測をとても重要視し、注目します。予測に限らず、予言や占いもそうですが、なぜ人は経済予測を信じるのでしょうか?とても気になったので自分なりに調べてみたのですが自己査定動機という心理が関わっ

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経済予測を信じる理由

坂本彰さん
坂本彰さん

投資家は経済予測をとても重要視し、注目します。


予測に限らず、予言や占いもそうですが、なぜ人は
経済予測を信じるのでしょうか?


とても気になったので自分なりに調べてみたのですが
自己査定動機という心理が関わっているようです。


自己査定動機とは、人は自分に関する正確な情報を
知りたいと願う心理になります。


それにプラスして、正確な情報を信じたいという欲求が
人にはあり、自己査定動機と結びつくことで、予測や予言
といったものに興味を持つようです。


ここまでは興味程度ですが、予言の中のいくつかは実際に
当たります。


わかりやすい例では、1年後の日経平均予想などですが
何十人も聞いていたら、さすがに一人くらい当たります。


あらかじめたくさん予測し、当たったものだけ後から
申告すれば、さも当てたかのように大騒ぎされます。


言い換えれば、まぐれあたりのような確率であればあるほど
「当たらなかった時は見過ごされ、当たった時は大騒ぎする」
ことにより当たった時、強く記憶に残るのです。


誰も当たらなければ忘れ去られるだけで、印象には残り
ませんし、外れた人のことなど相手にされないのです。


例えばノストラダムス。


1999年までは話題でしたが、あの予言以降は全く話題に
なりませんが、事実はそんなものです。


そして、予言を的中させる方法としてよくあるパターンが


1 たくさん予言する

2 あいまいに予言する


のどちらかです。


経済予測では1になります。


当てた予想は自分の記憶に強く残るため、他の予測も信じ
それに従うのですが、その一方で、多くの外れた予測は
記憶に残りません。


外れたこと自体を忘れて、新しく当たりそうな予測を信じ
続けてしまう。


これが、経済予測を信じる理由のようです。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2162013.html

 

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