QEⅡの向こう側

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2011/05/17 - ぬっき~さんの株式ブログ。タイトル:「QEⅡの向こう側」 本文:改めて述べるまでもないが、最近はネット取引の急拡大があって、“短期順張り”が株式投資の主流となっている。ダブル逆指し値(上がったら買う、下がったら売る注文を同時に出すやり方)などはその典型的な手法のひ

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QEⅡの向こう側

ぬっき~さん
ぬっき~さん

改めて述べるまでもないが、最近はネット取引の急拡大があって、
“短期順張り”が株式投資の主流となっている。


ダブル逆指し値(上がったら買う、下がったら売る注文を
同時に出すやり方)などはその典型的な手法のひとつだろう。


ロス・カットも速い。要するに、
ひたすら目先の動きについていく戦術である。
まさに、シープドッグじゃないか。

 

まあ、ゴチャゴチャ理屈をいっても仕方がない。
それよりも、値動きを追っかけようじゃないか
(強い銘柄は買う、弱い銘柄は売る)、
ということだろうか。


その気持ちは分かる。
間違ってはいない。理論家(?)
の私にには耳の痛い話だが…。


しかし、相場格言は時には遠くを見よ!
と教えているし、遠くを計るものは富み、
近くを計るものは貧す!との人生訓もある。


それに、リスクマネージメントを徹底するうえでも
長期的な視点は必要である。そこでこの機会に、
じっくり考えてもらう材料として、
中期的な相場の見通しを述べてみたいと思う。


すなわち、私の年内の相場の大まかなデッサンである。

5~6月は現状のもみ合いの展開
(基本的にボックスゾーンの動き)が継続する、と考えている。
日経平均株価は9,200円(下値のメド)~
9,860円(上値のメド)の間での推移だろう。


もちろん、相場には常に行き過ぎがあり、
最大10,300円がらみの水準までの上値を想定している。
しかし、ここ(10,000円前後)はとりあえず、
売っておくべきであろう。


外国人の3月第3週以降の買い越し
(約1兆7,000億円)の平均コストは9,317円であり、
10,000円前後の水準では先物の売りが出る。


ただ、5~6月の大崩れはないだろう。
底固い相場展開を予想している。ただし、
利食いを優先し、キャッシュポジション
(現金比率)を高めておく必要がある。

一方、7~8月には下ブレのリスクが存在する。


ECB(欧州中央銀行)の再利上げ、
FRB(連邦準備制度理事会)のQE2
(金融緩和第2弾)の終了、日銀の金融政策が平時モードに戻る…
などがあって、ヘッジファンドなどの
投機資金は急速にリスク回避の姿勢を強めるのではないか。


さらに、東日本大震災に対応した
2次補正予算(10兆円規模)が6月22日の
国会会期末までに成立せず、
復興特需関連セクターが失望売りを浴びる可能性がある。

 

4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
GDPの2期連続赤字。
需給ギャップの乖離から一致から供給不安。
円高を優位に働かせ、原材料の輸入過多による日本の
経常赤字になる。
経常赤字国の経営不安からの円安バイアスの高まり。
円安により、株式相場によるウハウハ相場が今後始まるのが
震災移行の強気の確信であります。

今までの、現場想定は変わらず存在していると考察している。

当面(5~8月)の相場は基本的に、ボックスゾーンの動きとなるのではないか。

NKは8,800~9,860円のレンジでのもみ合い、と考えている。

ただし、8,800円までの下落は4月19日の安値9,405円を割込んだ場合のシナリオであり、

ここが2番底(1番底は3月15日の8,227円)になるだろう。

政治と株価は密接な関係をもっており、政治の動きと値幅を注視してると

よくわかるはずです。

★民主党の解散が1つのムーブメントを産むのは確かであるようです。

相場考察

=至って強気=
2008/10/28 6994円~
★256日後⇒⇒2010/11/11【木】 
エコポイント2010/12月まで
米金融安定化法案2010/10月まで
などを主軸に頂点を考えて半身の姿勢で
相場の構築し、トレードを重視していました。

しかし、2011/02/17円までの上伸。
半値関係は重視されるべきである。
12,700円前後。
最有力変化日は、2011/8月変化日。
来年の2月である。

政治の体たらく、東電の体たらく。
を総じても、サブプライム問題の起因とした
CSDの仕組みを作った米国に比べたらとても小さい。
しかも、米国はその責任を中国に取らせようとしている。
その船に、日銀も乗ろうとしている。

中国版、プラザ合意が成されるのを久しくまっている。
それが、 ぶんぶく茶釜の蓋が取れる。

根底には、相場学と言うより、地政学的考察が多分に
含まれています。

訂正:
三波動構成での変化日の特定で3/30・3/31と置いていました。
再度、再再度、計算をし直した場合、3/27・3/31と訂正したい。

判断としては、エリオット波動の思考論と同調するが
NK4/19 9405円を明確に割り込まなければ下値限定~上値限定の
モミアイが続くとしか観れない。
QE2終了後、FRBはすぐには利上げに踏み切らない、
とのマーケットのコンセンサスが金利低下を招いている。
“最弱通貨競争”はいまのところドルがリード!
といった状況だが、ドル安は限定的だろう。

★もちろん、“勝者”は円である。

まあ、夏の必需品は『うちわ、蚊帳、蚊取り線香、ローソク』
などといわれる国の通貨が強くなるはずがない。
いよいよ、待望(?)の円の独歩安が見られるのではないか。
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