キヤノンは、2011年12月期の業績予想を下方修正し、売上高は従来より3700億円少ない3兆7300億円に、営業利益は1350億円減の3350億円に、最終利益は900億円減の2200億円に引き下げたそうです。
2011年1~3月期連結決算は、売上高が前年比11.1%増の8391億円だったが、営業利益が前年比5.0%減の825億円、最終利益も2.4%減の554億円と増収減益となったようです。
1~3月期は主力のレーザープリンターやデジタル一眼レフカメラなどが、欧州や新興国で売り上げを伸ばしたものの、今後は地震による部品の供給不足や電力不足で、生産状況を控えめに見込まざるを得ないようです。
部品供給が震災前の状態に戻る時期は6~7月と予測し、それまでに生産拠点や設備の復旧を急ぐようです。
業績予想では震災の影響で売上高が3144億円、営業利益が1977億円目減りするとみているようです。
震災の影響は大きいようですね。