景気指標より大事なこと

[坂本彰さん]

ある程度、投資スパンを長めにとって保有を決めた方は、
景気指標より個別株の業績に目を向けたほうがいいです。

日々の株価情報が氾濫しているのは仕方ありませんが
それに一喜一憂している限り、株が投資であることに
気が付けなくなります。

人は新しい情報ほど記憶に残りやすく、古い情報は
忘れていくものです。

パソコンと同じく、脳もどんどん新しく更新されていくの
ですが、新しく記憶されるものが投機情報ばかりだと、自分が
最初に立てた投資方針に迷いが生じてきます。

迷いだしたときは、冷静になって初心を思い出すことが
大切なここと、もう一つは株価より業績を再確認すること。

日本や業界全体といった大きなサイズで見ようとせず、自分の
保有株ごとに確認していきましょう。

ここまで読んでくれた方に、ヒントを一つ。

来週27日から四半期決算発表が本格化していきますが、昨日
までに発表された会社の業績予想をくまなくチェックしていくと
面白いことに、

来期予想が未定の会社と、きちんと出している会社があります。

業績の推移をみていると、今期の業績が前期より悪い会社に限って、
業績予想が未定にされているのです。

地震のせいにして出さないのかなと感じましたし、何かを隠したい
のだとも勘ぐってしまいます。

こういう会社は早めに手放すか、購入検討しているならば、
もう少し様子見のほうがよさそうです。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2123605.html

 

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