震災から3週間経ちました。
いまだに被災地の爪跡は大きく、
避難生活の長期化と心身の健康維持も大問題です。
被災地の方へ何ができるのか。
「自分の財布から義捐金を出す」
「自分の持ち物を売ってチャリティにする(寄付)」
「避難所を訪問して話を聞いて足りないものを調達してくる」
などはやってみました。
でも、
「被災地に行ってボランティアする」
「物資を調達して被災地に届ける」
「全財産ところか借金までして寄付する」
という事をしている方もいらっしゃいます。
それに比べると自分のやっている事はとても小さくて、
「自己満足のためにやっているのではないか」という変な罪悪を感じる事があります。
実際、「何もしない自分」というものがとても恐ろしくて、
何かしなくては自分が潰れてしまうと感じたのは間違いありません。
被災地の方への支援は、これからも小さな事でも継続したいと思っていますが、
いざ自分の足元を見てみると、仕事面で大変な危機にさらされていて、
こちらもどうにかしなければいけない状況です。
1か月前に比べたら、
私たちはあまりにも莫大にいろいろ失いました。
悲しみはそう簡単には癒えません。
嫌な情報も、いくらでも耳に入ってきてしまいます。
放射能問題と停電問題も長引きそうです。
物作り(輸出産業など)に悪影響がでるのはむしろこれからが本番だという話もあります。
だけど、今を「0」として未来に向かって積み上げていく作業をやるのは、
今を生きる私達しかいないんです。
誰もが未経験の世界で正解など誰も分からない。
「自分は偽善者だ」などというちっぽけな悩みで行動を止めてはいけないと思います。
○人の足をひっぱらない事。
○自分が動く事によって、(物資や金銭面も含めてトータルで)1.1人以上の幸せ度が改善される。
これが満たされれば、
たとえ小さな事でもやってみるのがいいのかな、と感じています。
偽善者で上等じゃないですか。
最低でも自分一人を救い、プラスアルファで誰かを救えるような活動をするのなら、偽善者だらけでも良い世の中になるのではと思い付き、迷いがなくなりました。
そうやって少しずつ、みんなで幸せ度を大きくしていく活動が絶え間なく続いてゆけば、
必ず復興に向かうのではないでしょうか。
10年後の人類から「あの時の日本人たちはよくやった」と言われるような生き様を見せようではありませんか!