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米株市場が反発、サウジのデモをめぐる懸念が後退
[ニューヨーク 11日 ロイター] 11日の米国株式市場は反発。懸念されていたサウジアラビアでのデモが大きな混乱につながらなかったことで安心感が広がった。
11日は「怒りの日」としてサウジアラビアで大規模な民主化要求デモが計画されており、中東・北アフリカが一段と不安定化するとの懸念が高まっていた。
これについてキャンター・フィッツジェラルドの米市場ストラテジスト、マーク・パド氏は「心配されていたような混乱は起きなかった。これは1週間ずっと懸念要因だった」と語った。
三陸沖で起きた大規模地震を受けて米株式市場は安く始まった。しかし主要都市や製造業拠点に被害はないことから懸念が後退し、その後は切り替えした。
ダウ工業株30種は59.79ドル(0.50%)高の1万2044.40ドル。
ナスダック総合指数は14.59ポイント(0.54%)高の2715.61。
S&P総合500種は9.17ポイント(0.71%)高の1304.28。
地震により日本の石油精製施設が打撃を受けたことから、石油精製大手バレロ・エナジー(VLO.N: 株価, 企業情報, レポート)が6.3%上昇、テソロ(TSO.N: 株価, 企業情報, レポート)も8.4%高となった。 続く...
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19962320110312
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