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【ブリヂストン】大幅な原材料高を前に減益予想を2割弱に

大幅な原材料高を前に減益予想を2割弱に止めたことはポジティブ

<原材料高への抵抗力の高さが注目される>
天然ゴム価格は半年前から約2倍にまで高騰し円高が進んだ環境下で策定の11/12期利益計画は2桁減益となったが減益幅を2割内に止めたことはポジティ
ブに評価できよう。値上げが図りやすい海外販売比重が高い大型や超大型など高採算の製品に強いなどから原材高への抵抗力は相対的に高く同業他社に比べ良好
な業積パフォーマンスが期待できよう。加えて北米、東南アジアなど同社中核市場のタイヤ需要が堅調なことも計画過達への期待を生むため厳しい業積計画の公
表となったが底堅い株価展開をTIWは予想する。
<10/12期は大幅増収増益で着地、利益は従来予想を過達>
金融危機後の生産調整を終え世界的タイヤ需要の回復を受けた10/12期は円高そして後半天然ゴムを中心に原材料高騰に見舞われたが販売数量増、工場操業
の改善、合理化などでマイナス要因を吸収し大幅増益で着地。また大型タイヤやランフラットタイヤなど戦略商品の伸張も利益を押し上げた。4Q(10-12
月)のみでは原材料高が効き営業減益となったが冬タイヤ好調なで利益は従前予想を上回った。
<11/12期は値上浸透を図るが原材料高、円高が厳しい>
2月18日公表の11/12期計画は前期比16%の営業減益見込みとなった。天然ゴム価格は6ドル弱/�s(RSS3号)を前提としたもようで下期を中心
に値上の寄与を織り込むが、原材料高騰影響が2,540億円、為替での減益影響が220億円に及ぶ見込みで、売値・数量・構成の改善効果では吸収できない
想定。因みに生産ゴム量は約194万トン(前期約177万トン)を予想。TIWは北米や冬タイヤ計画が慎重とみて計画過達を見込む。更なる円高・原材料
高、暖冬などがリスク要因。


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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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