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菱屋 よしえさんのブログ

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◆◆◆利休忌(りきゅうき)◆◆◆

◆内容◆
時の太閤豊臣秀吉から切腹の命が出され、天正19年(1551年)の陰暦2月28日に70歳で自刃した、茶の湯の大祖、千宗易利休居士の忌日を偲び、南宗寺において利休忌南宗寺大茶会が営まれます。
龍興山南宗寺は、弘治3年(1557年)三好長慶が父元長の菩提を弔うために、普通国師(大林宗套)を招いて開山とした臨済宗大徳寺派のお寺で、宿院の南方に寺地を構えていましたが、大坂夏の陣(1615年)によって堺市街とともに全焼し、当時の住職であった沢庵和尚によって元和四3年(1617年)に現在の場所に再建されました。仏殿・山門(甘露門)・唐門は国・重要文化財に指定されています。仏殿本尊に釈迦牟尼仏、左右に文殊・普賢両菩薩を祀り、境内には、茶道を大成し名人と呼ばれた武野紹鴎と千利休の供養塔や堺の豪商津田宗達・宗及父子の墓碑、堺伝授でよく知られている牡丹花肖柏の墓碑、さらに国の名勝である江戸時代の枯山水の庭園、第二次大戦で焼失したもものの昭和35年に再建された利休好みのニ畳台目の茶室「実相庵」、利休遺愛の向泉寺伝来袈裟形の手水鉢、徳川家康討ち死に伝説に係る石柱などがあります。
11時に方丈(本堂)にて法要が行われた後、茶室「実相庵」にてお茶会が営まれます。
なお、現在の茶道は全て千利休の流れをくんでいますから、利休忌は 回向の日にちは異なりますが、それぞれに営まれます。その際には菜種の花を供えるのが通例です。これは死に臨む利休が最後に目にしたのが菜種であった、とか灯火のもとであった菜種油に感謝する付供養である、など諸説ありますが、いずれにしてもこの回向を終えるまで千家の茶人は、菜種を飾ることをしないのを習わしとしています。
阪堺線御陵前駅下車、西へ徒歩5分。


◆日時:平成23年2月27日(日) 9:00~15:00

◆場所:南宗寺(駐車場:30台)

◆料金:茶券代:5000円、含む拝観料:400円(大人)・300円(中人)・200円(小人)

◆お問い合わせ:堺南宗寺利休忌委員会/072-232-1654

◆地図:こちらをご覧ください

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